>>26 mayuさま 貴重なコメントありがとうございます。私は、ピルについて避妊薬程度の知識しかなく、金塚先生のお話をうかがって、女性の体を大切にする それはピルの普及が大事 という内容にフランスのお国柄ではのことととらえ、日本ではピルの普及度合が女性の地位向上の指標になるとは到底思えないなあと思っていました。木蘭さんがご指摘のようにピルに関わらず、日本人には薬はなるべく飲まずに健康を保ちたいという傾向があるように思います。例えば、コレステロールの数値を下げるということでも、中年層なら、すぐに薬にいかず食事を注意したり、運動したり、サプリメントを飲んだり、薬に手を伸ばすまで結構抗います。そして、いよいよダメならやっと薬を飲む選択をします。ピルに関しても、女性の生活の質をあげるために薬をのむ という感覚は日本の女性にはピンとこないのではないか、ましてや、女性の自由に繋がるという発想は到底浮かびませんでした。私自身は、病気でもないのに薬を飲み続けなければならないということへの抵抗感が強く、ピルの普及率を高める=女性の地位向上という考えは日本では実感されにくいものではと思っていました。ましてや、妊娠したくないなら、お前がちゃんと管理してピルをのめ などともし男性が言ったなら、なんて冷たい人だろうと思ってしまうでしょう。 これは、フランスとの国民性の大きな違いだなと思っていたのですが、mayuさんのコメントを読んで、日本でもピルによってこんなに自信を与えられる女性がいるのだ と知りました。また、世代の違いのせいもあるかもしれませんし、私自身がいわゆる奥手なほうでしたので、とても近い友人とでさえ、そういった類の話を普通にしたことはありませんでした。今の若者たちがどうなのかはよく分かりません。でも母親世代になるので、娘がいたなら反対するでしょう。というか、それ以前に学生なら門限10時までとか言っていたかもしれません。はい、完全に古いですね。でもそういう価値観なので仕方ありません。娘にはそのような家に生まれた宿命だと思って受け入れてもらいましょう。これが息子だと違っていて、友人の息子(学生)が彼女と旅行に行ってくるというので、友人が「そんなことしてていいの?」と訊くと「ママが古いんだよ」の一言ですませさっさと旅行に行ってしまった。それが、度重なると慣れてきた と言っていました。多分娘ならそうはいかなかったでしょう。やはり、女性には妊娠のリスクがあるからでしょうね。育てる責任を果たせない妊娠は、社会人であってもしてほしくないものです。そこで、避妊が重要になってくるのでしょうがmayuさんのようにピルで「自分の身体を自分で把握することができる嬉しさ、自分の身体がやっと自分のものになった感覚」を得、「自分で考える、選択する。自分に自分の決定権がある。それが、自尊心にも繋がり、自分で物事を考えるきっかけになった」としたら、その影響力は絶大ですね。でも、どう想像を巡らせても私にはmayuさんのその気持ちを共有ですることができません。いろいろな背景の違いがあるからでしょうが。ただ、mayuさんが、それで幸せになることができて良かったですね、止まりです。私は世間が狭いので、mayuさんのような方が2021年の今社会に沢山おられるとしたら、確かにピルは「女性の地位向上」「女性の自由」に大きく貢献していくことになると思いますし、もっと、ピルがそういった女性の身近になるようにしていかなければいけません。 でも、私は、やはりフランスの「妊娠は女性の体のこと。だから、女性が自分でコントロールすることが大事」というのが「男女平等」の一つとして考えられるのはどうしても違和感があります。「そうか~?」という感じです。 ぐだぐだと述べましたが、mayuさん、いろいろ考える機会を与えて下さりありがとうございます。
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>>26
mayuさま
貴重なコメントありがとうございます。私は、ピルについて避妊薬程度の知識しかなく、金塚先生のお話をうかがって、女性の体を大切にする それはピルの普及が大事 という内容にフランスのお国柄ではのことととらえ、日本ではピルの普及度合が女性の地位向上の指標になるとは到底思えないなあと思っていました。木蘭さんがご指摘のようにピルに関わらず、日本人には薬はなるべく飲まずに健康を保ちたいという傾向があるように思います。例えば、コレステロールの数値を下げるということでも、中年層なら、すぐに薬にいかず食事を注意したり、運動したり、サプリメントを飲んだり、薬に手を伸ばすまで結構抗います。そして、いよいよダメならやっと薬を飲む選択をします。ピルに関しても、女性の生活の質をあげるために薬をのむ という感覚は日本の女性にはピンとこないのではないか、ましてや、女性の自由に繋がるという発想は到底浮かびませんでした。私自身は、病気でもないのに薬を飲み続けなければならないということへの抵抗感が強く、ピルの普及率を高める=女性の地位向上という考えは日本では実感されにくいものではと思っていました。ましてや、妊娠したくないなら、お前がちゃんと管理してピルをのめ などともし男性が言ったなら、なんて冷たい人だろうと思ってしまうでしょう。
これは、フランスとの国民性の大きな違いだなと思っていたのですが、mayuさんのコメントを読んで、日本でもピルによってこんなに自信を与えられる女性がいるのだ と知りました。また、世代の違いのせいもあるかもしれませんし、私自身がいわゆる奥手なほうでしたので、とても近い友人とでさえ、そういった類の話を普通にしたことはありませんでした。今の若者たちがどうなのかはよく分かりません。でも母親世代になるので、娘がいたなら反対するでしょう。というか、それ以前に学生なら門限10時までとか言っていたかもしれません。はい、完全に古いですね。でもそういう価値観なので仕方ありません。娘にはそのような家に生まれた宿命だと思って受け入れてもらいましょう。これが息子だと違っていて、友人の息子(学生)が彼女と旅行に行ってくるというので、友人が「そんなことしてていいの?」と訊くと「ママが古いんだよ」の一言ですませさっさと旅行に行ってしまった。それが、度重なると慣れてきた と言っていました。多分娘ならそうはいかなかったでしょう。やはり、女性には妊娠のリスクがあるからでしょうね。育てる責任を果たせない妊娠は、社会人であってもしてほしくないものです。そこで、避妊が重要になってくるのでしょうがmayuさんのようにピルで「自分の身体を自分で把握することができる嬉しさ、自分の身体がやっと自分のものになった感覚」を得、「自分で考える、選択する。自分に自分の決定権がある。それが、自尊心にも繋がり、自分で物事を考えるきっかけになった」としたら、その影響力は絶大ですね。でも、どう想像を巡らせても私にはmayuさんのその気持ちを共有ですることができません。いろいろな背景の違いがあるからでしょうが。ただ、mayuさんが、それで幸せになることができて良かったですね、止まりです。私は世間が狭いので、mayuさんのような方が2021年の今社会に沢山おられるとしたら、確かにピルは「女性の地位向上」「女性の自由」に大きく貢献していくことになると思いますし、もっと、ピルがそういった女性の身近になるようにしていかなければいけません。
でも、私は、やはりフランスの「妊娠は女性の体のこと。だから、女性が自分でコントロールすることが大事」というのが「男女平等」の一つとして考えられるのはどうしても違和感があります。「そうか~?」という感じです。
ぐだぐだと述べましたが、mayuさん、いろいろ考える機会を与えて下さりありがとうございます。