つづき…
　羽鳥が続けて読み上げます。
『え～そして、え～全国で、え～亡くなった方、１２１人なんですが、この人数が、過去最多(ひときわ大きな声で強調して)となっています。え～そして、重症者は、７３６人です。』

　ここまでは【全国の重症者と死者の推移】というグラフがアップになっています。ご丁寧に“死者累計６７２６人”なんて数字までグラフの空白部分に書き出してあります。
　次に【東京都の感染者の推移】というグラフをアップに、羽鳥が読み上げていきます。
　視聴者に見せたい情報を目立つように、強調してパネルにするのは毎日のことです。

　さらに次には、私が一昨日初めて目にしたグラフ、いやグラフじゃなくて表ですね。【東京　１月と２月の感染者数】だそうです。
　収束している事実が一目で分かるようなデータは、グラフにはせず表にして出す。あえて分かり辛くして見せる。お手のものです。

　そしてここから、３０分しか観なかった私にとっての今日のメイン。
　羽鳥に話を振られた晴恵が語り出しました。わずか数十秒の間に、晴恵の全てをギュッと詰め込んで魅せてくれました。まさに晴恵、これぞ晴恵というものが、数十秒で全て分かります。

　羽鳥。
『そして、感染者(東京の)の推移です。昨日水曜日はですね、４９１人、先週の水曜日から比べると、７３％、え～減っている傾向というのが続いております。』
『え～、ただ岡田さん、この自治体によって言われていました、自治体によっては！言われていたあの～お～宣言の解除ですけども、まあやっぱり今週は見送りましょうと、いう…』

　何かの使命感を持ったような顔で羽鳥の話を聴いていた晴恵が映し出され、いつも通り羽鳥の話が終わるのを待ちきれず晴恵。
『そうですね、その方が安全ということだと思うんですけども、緊急事態宣言のまず入り口ってゅうのは(ここから急に速く→)感染者数で見るんだと思うんですよね。ただ出口。解除するっとゅう所はやはり医療を見なきゃいけないと。そうゆう所ではまだぁ、医療に問題があるとゆうこととぉ、あともう一つはまあこれだけ減ってきたっとゅことは、やはり、効果があると。ですから逆にぃ、え～、もっと押さえ込んでぇ、長く効果がぁ、持続できるように、今一度ぉ、もうちょっと我慢ということとぉ、後もう一点は、変異株というのが、入ってきておりますからそこぇをぉ、今、抑ええ込むという、ここのぉ、お～問題があるんじゃないかなってゆう風には思っとります。』

　早口になる所は自分でも嘘言ってる自覚があるから早く言い終わりたいのでしょうか。感染者数が増えたって死んでいなかったら緊急事態宣言など要りません。
　医療に問題があると言って脅すのも以前から晴恵の得意技。指定感染症２類相当、一部は１類相当にしているからで、ＰＣＲ検査のサイクル数が高いからですね。緊急事態宣言の前にピークアウトもしている。
　全くサイエンスじゃなく全く専門的なスペシャリストじゃなく、サイコパスかと思うほど平気で嘘ばっか付いて、まだまだ国民には我慢させタップリ私腹を肥やしたい、自分以外には興味ない、それが晴恵(推測多め)。

『はい。』『そうですね。』など、ポイントで相槌を入れ、晴恵説に説得力を持たせる羽鳥。
　続けて羽鳥。
『ねえ。グラフを見ると感染者数はホントに、少なくなっているんですけども…、やっぱり亡くなる方が増えているっていうのがぁ、その、医療の状況をも現しているのかなと…。』

　待ちきれずに晴恵。
『そうですねえ。まあ、亡くなる方ってのはちょっと…、時間を置いて出てきますのでえ、え～～ぇぇぇ、これからそれを、まあ、注視すると。まあ医療をぉ、ちゃんと、確保すると(急に囁くように)。そういうことだと思います。』

　羽鳥。
『宣言の解除はそこが、やはりポイントになってくると、いうことです。』
晴恵満足げに何度も何度も頷きながら……。

　亡くなる方が多ければ、逆に、医療逼迫の状況が緩んでいくのではないかな、などと思いました。
　亡くなる方が時間を置いて出てくるのなら、これからは減っていくことが予想されるのではないか、などとも思いました。

　晴恵は知らないこととか自信の無いこととか嘘言う時は声色で誤魔化そうとする。
　あと羽鳥は完全な確信犯。

　ここから、ワクチンの話題になったようでした。

　masaさんの書かれていたものを、先ほどチラッと見させて頂きましたら、こここら先は、肩透かしの内容だったみたいですね。良かった。
(*^^*)