道場初参加できました！設営隊の皆さんに声をかけようと思いながらも，ちょっと気負ってしまって最後までお話しできませんでした．次回はぜひ．

京都と違ってやっぱり東京は大きいですね．規模が違います．訪れたのは１年ぶりでしたが実感しました．
でも道場外では外の人たちみんなマスクしてるし，地下鉄でも延々と感染対策のコマーシャル流れてるし，失礼ながら，世界に冠たる首都，大都市がこれかよ，みみっちくて超ださいなー，いつまで事実に向き合わないのか，意気地なしが！と感じました．都民の皆さん，ほんとに日本の恥だと思っていただきたい．とくに緑のあの人を長にしていること（繰り返しですが，道場外の人に向けて言ってます）．

２部は１部をもとにした議論で非常に刺激的でした．チコリさんがいうように，恐らく，金塚先生の発言は，今に至るまで並大抵でない，男性は感じ得ないストレスを感じてこられてきたうえでのものでしょう．ただし，文章におこして全文を見直したときの森発言の空気感は，言葉がその場の人たち（森さんがその場で本当に言葉を届けたいと思っていた人たち．実際に居合わせた女性の意見を聞きたい）にもたらしたときの空気感からは絶対に異なる，という点も配慮が必要だと思います（話し言葉は相当文脈依存性です．この観点は，ウサギさんから教えていただいた清水幾太郎の『論文の書き方』にも書いてあります）．そして，よしりん先生が以前ブログで書かれていたように，いまの和製コロナ禍において，その発言を今回のような形で批判し辞任まで追い込んでしまうことについては，それは最終的に日本の未来のためになるのか？森的なる空気（だったかな？）を真に変えたいときに現段階での最良手だといえるのか？という「戦い方」の観点から考えたいです．これまで日本では，お偉いさんが何度も何度も，女性蔑視失言→バッシングを繰り返されつつも，傍目にみても日本はその空気を変えられておらず，おおもとの空気の変革には有効な戦法ではない（というか変革を実は本気で意図してない？），と思うことも理由の一つです．

やはりリモートワークではみえない会場での他の観客の皆さんの真剣に聞く姿，うなずく姿，時折漏れる笑いなども全部ひっくるめて生の議論の良さを実感しました．
今後ともどうぞよろしくお願いします．