カブ好き のコメント

山尾議員が紹介された新聞記事は酷かったですね。

今朝の中国新聞では、よしりんと共著を出されたケネス・ルオフ氏のインタビューが載っていたのでご紹介します。

「陛下と同世代 皇室変わる」
「1966年、米ニューヨーク州生まれ。コロンビア大で博士号。94〜96年、北海道大で助手•講師。著書に「天皇と日本人」「天皇論『日米激突』」など。」
「秋篠宮さま立皇嗣の礼 ケネス・ルオフ 米ポートランド州立大教授」
「現代日本の皇室の基本的な強みの一つは、皇太子が天皇と異なる世代を代表する傾向があったことだ。秋篠宮さまは天皇陛下と同世代で、従来とは違った形となる。家禽の研究を続ける秋篠宮さまは、科学研究の大切さを示すかもしれない。次世代は長男悠仁さまだが、『皇太子』という立場ではないと国民の印象は希薄になるだろう。
 皇位を継承した天皇陛下の発言で繰り返されるキーワードに「多様性」と「寛容」がある。陛下は日本の社会が多様化し寛容が重要になることを意識している。秋篠宮妃紀子さまは、子育てをしながら博士号を取得しており、ジェンダー平等の下で活躍する女性を体現しているともいえる。
 長女眞子さまの結婚へ向けた儀式が延期されているのは個人的には気の毒に思う。皇族の婚約は国民の厳しい目にさらされる。将来を考えれば、悠仁さまの結婚が心配される。皇室の存続は今や、14歳の悠仁さまの双肩にかかっているといっても過言ではない。彼と配偶者は大変な重荷を背負うことになる。
 皇位継承制度の改革は急務だが、どのような解決策を実行しても納得しない人が出るので政府にとっては厄介な事柄だ。欧米の人と話すと、近代的な国である日本で女性が皇位に就けないのを不思議に感じている。
 男系男子の継承は『伝統』とされるが、歴史を見れば、人々は伝統を維持するのと同じくらい伝統を捨ててきた。場合に応じて伝統を捨てなければ何も変わらない。ジェンダー平等は世界標準になりつつあり、日本は、国の象徴をそれに一致させるのがよいだろう。
 現在、新型コロナウイルス禍の中で皇室の活動が制限されている。だが、今後2年ほどで正常に戻った場合、その期間は令和時代全体としては比較的短いことになる。国民と緊密な関係を築き、さまざまな場面で威信を発揮する十分な時間が、陛下にはまだある。危機だとは思ってない。」(11月8日 中国新聞より)

No.114 50ヶ月前

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