マスク着用拒否・強制降機男子について、本欄先回号終了時に投稿した者(No.167)です。
その後、よしりん、トッキーブログでも取り上げられて以降、
本欄諸氏のコメントが当該男子の行動賛美、航空会社・乗客批判に
一方的に偏り過ぎであることに若干の違和感を感じていましたが、
No.83_JNR HIROSHIMAさん、No.84_sokonukeさんの常識的ご意見を拝見し、
再度、発言をさせて頂きたい気分になりました。
まず、着用拒否男子の今回のコロナ感・知識・思想信条には一切異論はなく、
かく言う自分もつい一月前に成田・JKT間をノーマスクで通したことは前にも書きましたが、
同時に周囲への万一の迷惑には配慮してのもので、
その点は、よしりんの本件に関する初報「全体主義と戦う個人_2020.9.9」の一文、
「…「器量の狭い」飛行機の場合は、やむなくマスク強要に従う」に集約されております。
航空会社・乗客がいくら愚者ばかりであっても、
大幅な到着遅延の様な過大な迷惑を彼らに強いる権限は、
たとえ賢者を自認する者にも許されるものではないと心得るべきであり、
その為には、確固たる自己の主義主張も、時には渋渋でも鞘を納める良識をもつことは、
同調圧力に屈するヘタレでも全体主義に流される俗物でもなく、
「悪法も法なり」のソクラテスの心境と考えれば、
自意識内の屈辱も多少は解消できるものと考えます。
マスク着用要請は法では全くないとしても。

社会への提言・啓蒙は時間を掛けて陸の上でやれば宜しい。
「離陸まであと何分」の状況で無知なCAを説得できる訳ないでしょう。
他の乗客の中にも同じくマスク無用論者ながら上述の意志により着用してた方も居たと思います。
その人は拍手喝采はしなかったでしょう。