今回のいわゆる「コロナ脳」に関する心理分析はあまりにも納得で、コロナ論を読んで以来2度目の首を縦に振りすぎて首が折れそうになる状況が発生しました。

大の大人たちが矮小な自分の私的恐怖心でコロナリスクと無関係な子供達の未来の社会基盤を弱体化させている罪悪感を感じているからこそ、臆病な自分を正当化したいからこそ、ワーストリスクにことさらにしがみつき、しょうがないんだと自分を守る訳ですね。

テレビの情報だけを鵜呑みにし、純粋に正義感から行動してる人も多数いると思いますが、その行動は経済や社会常識の崩壊と「トレードオフ」である、と心のどかこかで気付いているはずです。

その上でどんな決断をするのか。

そこからが大人の責任のはずです。
今実際に見えているリスクの大きさを客観的に評価した時、自分達が「もしかしたら」リスクを負うかも、という程度なら社会を維持させるべきだと決断するのが大人の態度ではないでしょうか。

それを決断しない臆病を正当化する考えがいわゆる「コロナ脳」の拠り所かもしれませんね。

発言に影響力がある方々は、自分達の発言がどんな心理から出てきたのかを客観視しておかないと、後にとんでもない汚点を残すことになるかもしれません。