尻毛屋 のコメント

 『コロナ論』、告知1週間過ぎからの予約購入余裕でした。
 そんな冗談はさておいて、購入した人の中には、最終章のシーシュポスの話に感動したとありますが、私はショーホフの独白に感銘を受けました。建設業に居るので、危険だったり理不尽な仕事に遭うこともありますが、それでも自宅に戻って風呂に入ると「とにかく一日無事に終わった」と安堵します。少し大げさかもしれませんが。
 『コロナ論』では、マスコミやそこで紹介される専門家が如何にデタラメばかり垂れ流しているのか、そのデタラメっぷりは何処から来ているのか、何故そのデタラメに政治家が振り回されているのか、そもそもコロナウイルスとは何者なのか、コロナごときで政府に自由を預けようとする愚かさや、命と自由とのあり方について、詳細なデータや過去の歴史、さらには文学、哲学を引用して事細かく説明されています。
 これを読めば「命より経済か!」等とトチ狂った事は言えなくなると思います。第一、経済活動とは生産活動ですからね。
 『コロナ論』は『戦争論』以上の名著です。是非とも多くの人の手に渡り「あぁ~、やっぱり『コロナ論』は最高なんじゃ~。」という空気になれば良いなと思ってます。 

No.225 52ヶ月前

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