ゆり のコメント

改めてコロナ論の感想を。

SPA!でも読んでいましたが、今読んでも全然古くないのが、よしりん先生のすごさと世間の情けなさを同時に感じて良くも悪くも改めて感心してしまいます。
特に巻末のよしりん先生のブログ、ほんとに闘いの歴史の一端ですね。私も毎日読んでいて記憶に新しいものばかりですが、2月の時点で疑問を持った人ってどのくらいいるんでしょう?私は3月半ば過ぎくらいでした。

海外出羽守は嫌いですし、私はあまり外国を羨ましいとは思わないのですが、スウェーデンのコロナ対策や国民の死生観はつくづく羨ましく思います。

驚いたのは12章。まさにヒトはウイルスと共生してきた、もっというと生かされてきた部分があったといってもいいんじゃないでしょうか?
コロナだけ特別視して、そもそもウイルスとは何かというのを知らないのはあまりにも視野が狭い。
p130の7コマ目がなんだか気に入ってしまいました。

6月のゴー宣道場の金塚彩乃さんの講演を載せて下さったのも感謝です。
この本を贈りたい方に知って頂きたい内容だったので。「往来の自由」と「忘恩の義務」は目から鱗でとても印象に残っています。これ、もっと日本人が意識しなきゃいけませんよね。

15章、お上に従順ってどれだけの日本人が自覚してるんでしょうね?
あの自粛期間中強制でもないのにあそこまで見事に芸能人に至るまで日本人が従うとは正直驚きました。芸能人ってそんな「いい子ちゃん」ばかりだったのかと。巻末の各地の写真を見て更に絶句しました。
丁度ツァラトゥストラを読んでいた時期だったので「ああ、『蓄群』というのはこういうことを言うのか」と実感を持って思ったのを覚えています。

最終章、p201これこそが人間として生きるということなのに、これが玉川には「読めない」んだろうなと思いました。
p204、これは考えたことありませんでした。
人間である以上閉じ籠っていることはできないんですね。人間はもう樹の上には戻れない。
経済を回して「人間」として生きていかなきゃいけません。

短期間の内によくこれだけの本を出して下さったと、ほんとによしりん先生はじめ、スタッフの皆様、出版社の方々、ありがとうございます!
コロナ論2も勿論買います!

No.221 51ヶ月前

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