トロツキスト? のコメント

失礼します。


『コロナ論』ひとまず読了。
凄い本です!
私は、『SPA』の連載を読んでいましたが、記憶力が悪いので、連載分から描き下しまで、初めて触れる思いで読みました。
スピード優先の為、誤植等の指摘が多々有る様ですが、私は何も気になりませんでした。ただただ、よしりん先生の、この狂った世の中を正したいと言う思いが伝わりました。その上、単に情念からだけでなく、数字とサイエンスに基づいた論理の帰結としての本書です。読めば納得するしか有りません。

「コロナ脳」な世の中において、何故言論人の中で、よしりん先生だけが、(と言っていいのでしょう)初めからコロナ禍の本質を見抜いていたのか不思議でも有ったのですが、それは、よしりん先生が“ナショナリスト”だからだと分かりました。
日本人の多くは、“グローバリスト”なので、コロナの本質が見えないのだと。

各国にはそれぞれの歴史や事情が有るのに、“グローバリスト”にはそれが分からない。そして「専門家」も、“グローバルスタンダードのコロナ対応”が存在すると思っているから、「2週間後にはNYになる」とか「PCR検査が世界に比べて後進国」などと言い、日本人のほとんども、それを信じて来たのではないでしょうか。

他方、“ナショナリスト”であるよしりん先生だから、日本におけるコロナを虚心坦懐に捉えて理解することが出来、世間の空気に抗って、一人持論を主張出来たのでしょう。
また、“ナショナリスト”と言う点で言えば、その源流は『戦争論』から地続きに繋がっており、今回の『コロナ論』もその線上の最新作だと思いました。

これから、日本を覆う「コロナ脳」の呪縛をどう解いて行くかですね。“世界標準のコロナ対応”では無く、“日本のコロナ対応”が有って良いのだと、多くの日本人が理解する必要が有ります。
『コロナ論』は、日本人の目を覚ます為の処方箋です。ここから、一人一人が自分の頭で考え、自己免疫で緩解するしかないのかなと思いました。

最後になりましたが、よしりん先生・もくれんさん・スタッフの皆様、世に問うて頂き有難うございました。

No.162 52ヶ月前

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