希蝶 のコメント

 遅ればせながら、生放送、お疲れ様でした。病院から逃亡した職人さんの話、感動しました。
 今号の感想です。

 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第177回「『ニューヨークは検査・追跡・隔離で感染拡大を抑えた』は本当か?
 まさしく、海外出羽守の話なのかな、と思いました。「世田谷モデル」というネーミングは何か別のものを連想させますが、要はニューヨークに見習おうと言っているだけで、しかも実際のニューヨーク市がどのようなものか、まるで知ろうとしない。日光東照宮の想像の象のようなもの。あの絵はかなりの藝術作品ですが、本物の象とは似ても似つかぬもの。人間の想像の中で思い浮かべた異国への憧れは、誤った方向へ向かってしまうと、とんでもない結果を招くのだな、という気がしました。
 しかし、自宅療養で一攫千金ができるニューヨークという街は、どれだけ金を持てあましているのだろうか。私が耳にしているニューヨークは犯罪の温床といったイメージなのですが。八神純子さんの名曲に「パープルタウン」というのがありますが、実状はまるで正反対なんじゃないのでしょうか(好きな歌なんですが)。

 ゴーマニズム宣言・第383回「非日常を味わう危うい心理」
 「グランドクロス」で、1999年に「ゴーゴーファイブ」という戦隊物があったな、と思い出しましたが、雑誌が出来て、よしりん先生に作品を描かせるほど、「ノストラダムスの大予言」はベストセラーだったのだな、ということを改めて認識しました(ちなみに2000年には「タイムレンジャー」という作品があって、こちらもタイムスリップと終末を描いていました)。結局は当時の人間の不安材料を取って、客商売をしていただけだったのか、と。
 ユダヤ陰謀論を信じている人、いるみたいですね。そんなにこの世の中が壊れればいい、という破壊衝動におちいるものなのか。自分も何だかこんなわけの分からない世の中などなくなってしまえばいい、と感じることはありますが、その時は自分もなくなるのか、と思うと(死生観ができていないと非難されそうですが)、やはりこんな不完全な世界でもあった方がいい、と思います。自分で言うのも何ですが、自分はかなり就職で苦労しています。その中には、なぜこの職業を選んだのか、という無駄もあったと思います。ぬか喜びも随分したようにも感じます。しかし、その体験らだって、自分を構成している要素なのだから、全くの無駄ではないのだろうとも言えるのでしょう。

 祭りなどがもたらす非日常は、日常の延長にあるのであって、非日常が常態化してしまうと、日常との逆転が起こります。特殊が常識になり、常識が異常になった世界は、ドラえもんのもしもボックスのもたらす世界のようなもので、はたから見たら、ゆがんでいるようにしか見えないです。私が読んだ話にお金の要らない世界、というのがありましたが、「無駄貰い」とか「罰金」としてお金を貰わされるとか、何か現実のゆがみを戯画化しているようにも感じられました。
 ひょっとしたら、政治家や官僚やマスコミの世界はお祭り好きの少数種族が作り出したもので、常に祭りをしていないと息ができないものなのかも知れない。ともに金のなる木を捜して、ゆがんだ世界を常態化させようとしているようにも見える。このコロナ騒動も、結局のところは社会問題でも自然との闘いでもなくて、政治なのだろう。そう思うと、何かやるせない気分がしてきて、やはりこんな世界は一度リセットされた方がいい、という意見にも分があるような気がしてきて、それではいけない、誤った方向に向かっているのなら、正しい道に導かないといけない、ただし、独善的にならぬように、ということを思いました。

>>136
 今日のモーニングショーでも取り上げられていましたが、明らかに貼り紙をする方がおかしい、変です。しかし、あの番組では、どちらも気の毒、のようにみんなで語っている。そして、玉川徹は患者への差別を助長するのはよくない、みたいに主張しいている。いったい、誰がこの事態を生み出したのか、問いかけてみたいです。石原も山口も、彼らは多少の違いはあっても、五十歩百歩なんでしょう。
 そして、番組では感染後の後遺症について、強調している。いい加減みているのも嫌になったので、スイッチを切りました(でも録画はしてあるから、見ようと思えば見られるのですが)。いつまでこんな番組を続けるのだろうか、TV朝日。
>>145
 私もダイヤモンド・アイ、大好きでした。後半に出てきた乗馬服の敵の首領の娘がお気に入りでした。勿論、主役の雑誌記者のライコウも。アイの物語はまさしく政治のゆがみを特撮で描いた、野心作だったと思います。「ばれたか~」っていう感じですね。
 私はその前にやっていた、レインボーマンも好きでした。「あのくたらさんみゃくさんぼたい あのくたらさんみゃくさんぼたい」という変身の呪文も含めて。「トッカータとフーガ」を聞く度に、今でも「ミスターKの曲だ!」と言いそうになってしまいます。

 こんなところです。

No.155 45ヶ月前

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