「今週のAKB」で総選挙の立候補を辞退したメンバーのブログが紹介されていましたが、岸野里香の「まずはNMBで足元を固めたい」という言葉が印象に残りました。 僕も最近職場で「新しい仕事の研修を受けませんか」という内容のプリントをもらいました。仕事の研修を受ける・受けないという選択肢があり、どちらかを選んで上司に提出するというものでした。中には「もし応募者が少なければ、お声かけをさせて頂きます」という記載がありました。要は立候補制です。 僕は今の仕事を十分に覚え切れている自信がなく、まだ足元も固まっていないと考えているので研修には応募しませんでした。それだけに岸野里香の気持ちも良くわかります。 幸い応募者は集まりましたが、その時感じたのは普通は上司がその人の能力・実力を判断したうえで打診するものではという事でした。結局は自分の責任を部下に押し付けた部分もあるのではないかとも思いました。上司が意識したかどうかは不明ですが、まるで今回のAKB選挙と同じだと思いました。 微妙なランクにいるメンバーは、立候補制と言われて戸惑ったのではないでしょうか。「未熟な自分が出ていいのか」「まだ総選挙に出るレベルではない」と悩んでいたとしても不思議ではありません。今回の立候補制はメンバーに必要以上の責任・重圧を、負わせてしまったのではないかと思います。運営側はもし候補者が予想以上に集まらなかった場合、「出てくれ」と辞退したメンバーに声かけするつもりだったのでしょうか? まだまだ若い少女たちと30過ぎの男では次元が違う、と怒られるかもしれませんが、僕の正直な気持ちを書いてみました。
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小林よしのりチャンネル
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「今週のAKB」で総選挙の立候補を辞退したメンバーのブログが紹介されていましたが、岸野里香の「まずはNMBで足元を固めたい」という言葉が印象に残りました。
僕も最近職場で「新しい仕事の研修を受けませんか」という内容のプリントをもらいました。仕事の研修を受ける・受けないという選択肢があり、どちらかを選んで上司に提出するというものでした。中には「もし応募者が少なければ、お声かけをさせて頂きます」という記載がありました。要は立候補制です。
僕は今の仕事を十分に覚え切れている自信がなく、まだ足元も固まっていないと考えているので研修には応募しませんでした。それだけに岸野里香の気持ちも良くわかります。
幸い応募者は集まりましたが、その時感じたのは普通は上司がその人の能力・実力を判断したうえで打診するものではという事でした。結局は自分の責任を部下に押し付けた部分もあるのではないかとも思いました。上司が意識したかどうかは不明ですが、まるで今回のAKB選挙と同じだと思いました。
微妙なランクにいるメンバーは、立候補制と言われて戸惑ったのではないでしょうか。「未熟な自分が出ていいのか」「まだ総選挙に出るレベルではない」と悩んでいたとしても不思議ではありません。今回の立候補制はメンバーに必要以上の責任・重圧を、負わせてしまったのではないかと思います。運営側はもし候補者が予想以上に集まらなかった場合、「出てくれ」と辞退したメンバーに声かけするつもりだったのでしょうか?
まだまだ若い少女たちと30過ぎの男では次元が違う、と怒られるかもしれませんが、僕の正直な気持ちを書いてみました。