菌の専門家は、政策に通じているわけではないという事ですね。現代に「自由民権」を標榜するのであれば、民が権威主義に堕ちず、情報を常識に照らし合わせる筋肉が必要なのだと思います。とはいえ、庶民は日常を生きているので、ローデーターからいつも判断するというのは非現実的だと思います。やはりその中間に「目利き」が必要なのですが、いわゆるナショナルブランドの識者の大半が、「コロナ戦　大政翼賛会」なので恐ろしい事です。政治家も先の改正案で賛成した方々は全てまとめて「翼賛会」です。期せずして、人と相対さず、罪悪感のない、絶対負の「コロナ国」との「戦争」で一体感、高揚感を享受してるごときです。実は日本人は戦争がしたくてしたくて、しょうがなかったのでしょう。そのくせ、死ぬ覚悟は出来ていないので、疑心暗鬼たらたらで、買い占めたり、ぶん殴ったりと、日本人の民度が中国に比べて良いと思うのは、もう迷信というほかないです。大躍進や文化大革命も「科学」を盲信し、熱狂したからこそあの結果ですから、残念ながら、我が国もそのような結果になりかねませんね。サイレントマジョリティーは違うと信じたいものですが、、、、
最後に、確か「科学は哲学のはしため」という言葉を聞いたことがありました。はしためという言葉は、現代ではどうかと思いますが、専門化していく「科学」が単視眼にならないように、戒めた言葉だと解釈しています。
「科学暴走」の世を見て、故西部翁は何を思うのでしょう。目頭が熱くなるセンチメンタルを修めて、日常を生きて行きます。