M.O のコメント

今回の本文に
「さすがテレビ朝日のサラリーマンは気楽なもんだ。内部留保のない中小零細企業のことは一切頭に浮かばないのである」
とあったように、ひたすら自粛を訴える人たちは「それでも自分の身は安泰」な身分であることがほとんどなのですよね。
自分が食いっぱぐれる危機感がないから、非現実的なことを主張して平気なのだろうと思います。
会社員である玉川徹は言うに及ばず、YOSHIKIもGACKTも松本人志も食うに困らぬ資産を所有し、自分で会社を経営することもないから経済の何たるかも理解していないのではないでしょうか。

一方で、中堅若手の芸人やミュージシャンは「上がそう言っている以上は」ということで、自粛を支持せざるを得ない立場だろうと思います。
内心は座席の間隔を空けてでもライブをやりたいはずですが、それを訴える「力」がないですよね。
以前、ロックバンドのRADWIMPSが「うちみたいな小さな事務所は、ライブをやれなくなったらどうなるのか」という不安を口にしていたこともありましたが、そういうコメントは取り上げられなくなってきました。
アスリートにしても、プロはスポンサー契約があるし、アマチュアは実業団や大学に所属している以上、そう簡単に世の中のムードに反するメッセージは出せないと思います。
ある意味では「力」のある「それでも自分の身は安泰」な人たちが率先して、この空気に風穴を開けるべきところですが、そうならないんですね。

そういえば先日、『しゃべくり007』というトークバラエティの名場面集で、YOSHIKIが登場した回が流れていたのですが、「ロスにプール付きの豪邸所有」「プライベートジェット所有」「飛行機の中でしか眠れない」「どんな仕事にも特注のグランドピアノを持参」というエピソードを聞いてドン引きしました。
昭和の大スターとは全く異なる、生活臭が一切感じられない富裕層だな、と。
そんな奴がのうのうと自粛を訴えとるんやな、と。
そんなにウイルスが怖いんなら、ずっと飛行機に乗り続けて2度と地上に降りてくるな、と思いました。

No.80 56ヶ月前

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