要請は英訳すると、リクエストです。
つまりリクエストなのです。
曲のリクエスト、おかわりのリクエスト。
本来なら”要請”はどんなに強いお願いをしても”リクエスト”なはずでした。

しかし行政はリクエスト(要請)に、限りなくかつ無理矢理に”強制性”をもたせました。
そして過剰過激になった一部の知事は、要請を受け入れてくれないパチンコ店の店名を公表しました。
なぜパチンコ店なのかという理由は、市民からの通報数が多いとう理由で。

それまで果敢に自分達の仕事を守ってきたパチンコ店も、苦情の電話など殺到し、一部はやむを得ず閉めたそうです。

まるで中世ヨーロッパの魔女狩りそっくりです。
対象の魔女を村の中で探し出し、処刑台に無理矢理引きずりだす。
しかもその背景の多くは大衆の娯楽やストレス発散だったという事実があります。
しかも今回は自治体の長たる知事が大衆の前にパチンコ屋を引きずりだしました。
その後の大衆が石打ちやツバを吐くなどのリンチに晒したのです。

人類は全く進歩しないようです。

どんな職業も同じはずですが、パチンコ店には様々な職業が関係しています。店舗内で働く人達だけではないはずなのに。
またどんな職業にも働く人には守る生活があり、また守る家族があるはずなのに。

とはいえ、それもこれも”モーニングショー”などに代表されるマスコミが大衆のコロナ恐怖を煽ったからでしょう。