神奈川県の海岸沿いの町に暮らしています。
4月の初め、海の家を経営する知り合いから、今夏の海の家中止の知らせを聞き、もう決めちゃうの？　とびっくりしました。海の家の組合長のお兄さんが県会議員だから、忖度したの？　と邪推してしまいました。

問題提起の意味を込めて、地元の人が集うフェイスブックグループに「稼ぎ時の夏まで自粛したら、経済が打撃を受けてまずくないですか？」　と書き込み、よしりん先生や木村先生のおっしゃっていたことを参考に、

「このまま夏まで自粛を続け大不況になったらコロナ犠牲者より経済不況による自殺者の方が多くなる可能性がある。だったら、重症化しやすいお年寄りは自粛し、重症化しにくい若者は経済を回し、集団免疫獲得を目指すという方法がある。コロナの犠牲者が多少出ても、全体としては死者が少なくなるかもしれない。むしろ冬にインフルエンザとコロナのWパンチになり医療崩壊するより、夏に少しでも免疫を獲得する人を増やす方がいいかもしれない」

というようなことを書いたところ、一部の人が猛反発。

「お年寄りに死ねというのか！」「多少の犠牲が出ても、なんてよく言える！　怒りで体が震えました」と大激怒。
私は「重症化しやすいお年寄りこそ自粛」と言っているのに……。

また、別の人は緩和政策は、人口が少なく高福祉のスウェーデンだからできるのであって、日本は人口も多くお金が掛かりすぎて出来ない！　と決めつけるので、どれくらいお金が掛かるというのでしょう？　と聞いても答えない。どう考えても自粛を続けて給付金を全国に配る方がお金掛かると思うのだけど……。

それらの人が他でどういう書き込みしているか、と疑問を持ち、見たところ、
「買い物後にはお金を全て洗います」「生鮮食品以外は数日間、車の中に放置しコロナを殺します」
とか、書いていて唖然としました。そんなレベルでウイルスを怖がる人に合わせて自粛したら、みんな飢えて死にますから！

またこんな記述も。
「自営業者は仕事が減りもう少しで家賃も払えなくなる。このままではもう苦しい。政府は私たちに死ねと言うのか？　家賃補助とかないのか！？　どなたか知りませんか？」
だから、経済動かしましょうよ！

言ってることが支離滅裂で矛盾だらけです。目の前に迫る死の恐怖に怯えてそれに気づかないのかもしれない。
よしりん先生、泉美先生のようにもう少し冷静にデータを見ればいいのに、と思いました。
コロナはそこまで恐れるウイルスじゃない！
出身大学を見ると、凄く頭のいい大学なのに、なぜそれが分からないのかな……。