4/25の生放送見ました。
よしりんの、自分で死者・重症者の増え方のデータを見て判断されたうえで「世間の状態はやはりおかしいのではないか？」という意見をもっておられること、しかし、信頼できる木村もりよ先生の意見も踏まえて慎重に判断すべきなのか、と考えておられる様子がわかり、そのバランス感覚にいつもながら感銘を受けました。このライジングの文章で言及されていることも含めて、一般的に高名とされている方々がそのバランス感覚を失った、残念ながら科学的に正しいとは言えない発言をしているのを見聞きし、今回のコロナ騒動を「自らが曇りなき眼で物事を見ているか自省するための機会」としています。

私も病院勤めでなかなか言いだしにくいですが、おっしゃっていたように、他国とは違う意味で、日本の病院は防御壁を作ろうとしすぎて通常業務が過度に圧迫され、独自の作られた医療崩壊になっていると思います。今後はどこかで落としどころをつけることが大事になるのだと感じてはいます。

なお、ウイルスが1分半で半減するとされている場合（半減期 1分半）、指数関数的に減少していくことを考えているはずで、残っているのが半分になるのも1分半（50%→25%）、さらに残っているのが半分になるのが1分半（25%→12.5%）ですからウイルスが完全に死滅するのは、ざっと半減期の5、６倍以上は考える必要があると思います。だから3分でなく、10分弱というのが正しいでしょう。