私の職場は運送会社で、色々な企業やお店の荷物を運んでいます。昼間は県内の配達と集荷業務、夜は全国へ発送し、全国から到着します。

私の勤める営業所では、コロナ以降も、さほど荷物の量に影響が出ていません。都市部では、昼間配達に行ったけどお店が閉まっていて荷物を渡せなかった事例があるようですが、全体の荷物量を見ると、まだ逼迫した状況ではないようです。
百円ショップ系の商品の荷物が、じわじわと増えている気がします。

私は運転はせず、営業所内で荷物の仕分け作業や積み降ろしの手伝いなどが主な仕事です。コロナ騒動以降、小林先生から得た知識を少しでも広めようと、色々な運転手や同僚達と話してきました。なるべく熱くならずに、その場の温度に合わせ、相手によって話し方や言葉を選んで、何か伝わればと考えて。

まだ、経済的な危機が自身に降りかかっていない為か、ほぼ全員が自粛は必要だと言います。経済的危機は、ほとんどの人が肯定するのですが、それよりも今はコロナを抑えなきゃと言います。

コロナは世界規模の問題だからと言う人も多い気がします。世界的な問題になっているから、自粛という流れに乗るのは当然だと。日本の国民性や文化、医療制度の優秀さは肯定しても、行く行くは世界のようになると思っている気がします。

もっと強力に自粛を進めるべきだと言う人も多く、そうするにしても何か月も期間が必要になること、リバウンドが来ること、経済が持たなくなることなどを話しますが、伝えるには言葉足らずになってしまいます。けど、ちょこちょこ小出しに、話し続けていこうと思っています。

週末に繁華街へ行ったことを一人に話すと、微妙な対応を受けました。全否定されなかったことには、少し勇気付けられました。肯定と否定する気持ちの両方ある、複雑な人も多いのかも知れませんね。
完全防備で行き、決して会社に持ち帰らないと話すと、そんな事をする必要はなく、行くのは個人の自由だと言われました。呆れている風でもありました。
堂々と行くべきか、行ったことは秘密にするべきか、迷っています。