ライジング拝見しました。
本庶氏の提言内容については、最初の緊急提言画像の、
「2.東京圏、大阪圏、名古屋圏の1ヵ月の完全外出自粛により満員電車での通勤をやめる
　その結果、医療崩壊を防止
　全国への蔓延を待つべきではない
　経済保障はそのあとで考えるべき」
の内の、「経済保障はそのあとで考えるべき」という項目を読んだ時点で思わず「ハァ！？」と突っ込んでしまいました。
いや、1.から大概おかしいのですが、そこはまぁいつものパターンだし…と思って適当に読み流してたところ、まさかの「都市封鎖はするけど保障は後でいいや」という珍しいタイプの、無責任極まりない主張を立場ある人が堂々と公の場で訴える様を見て悪い意味で驚きました。
これなら巷でよく見かける「自粛は保障とセット（つまり保障は自粛の事前か最中に行う）」という主張のほうが（MMTを理解しているのであれば）まだ真面だと思えます。
そういえば外出自粛と言えば、世界ではこんな国の例もあります。

ナイジェリアで超法規的に１８人殺害　コロナ感染死者上回る
2020.4.17 09:24配信
https://www.sankei.com/world/news/200417/wor2004170024-n1.html
ナイジェリア政府の独立機関「国家人権委員会」は１７日までに、新型コロナウイルスの感染阻止のため外出制限が３月３０日に始まって以降、警察などの治安機関が超法規的に住民１８人を殺害したと発表した。
人権委は、感染の死者より治安機関に殺害された人の方が多いと指摘。「過度の実力行使、職権乱用、汚職、人権規範の軽視」などが原因だと批判している。
現地からの報道によると、賄賂支払いを拒否したトラック運転手が殺害された事件などが含まれているもようだ。

「超法規的に１８人殺害」「感染の死者より治安機関に殺害された人の方が多い」…
凄まじい単語が目に付きますが、事情は全く違えども、日本だって下手を打てば色んな事象によって単純な感染死者数よりももっと大きな犠牲を払うリスクが存在することには十分注意が必要です。
しかし権威主義とは本当に難儀な敵でありますね…。


木蘭師範のCTに着目した記事にはなるほどと思いました。
そんなCTについて「このCT保有台数は、長年「過剰医療」「高額診療の温床」として問題視されてきた部分ではあった。」だなんて…。
それを捨てるなんてとんでもない！！！
この国では20年以上続いている医療崩壊を招く緊縮財政にムカつくばかりの毎日ですが、今回の実績には「それ見たことか！」という思いを抱きました。
備えあれば患いなしとはこういうことを言うのでしょうね。