つづきです。
　泉美木蘭のトンデモ見聞録・第159回「女性議員を増やすにはなにが必要か？」
　地方議会も、かつての参議院のようにすればよいのでは、と思いますが、「長いものに巻かれろ」とか、組織に加入している方が、煩雜な事務処理などをすすめる上でも便利だという、サラリーマン的な感性が、人を怠惰で堕落させるものなのでしょうか。山尾志桜里議員が独立独歩をされた決断が、いかに尊いものか、と思わされました。
　人や動物は男女や雌雄の肉体と感情の差を持って生まれてくるけれども、人という種族としてはどれだけの論理で、意思・意欲と情熱をもって行動するのかが重要で、過程と結びついた結果によって評価されるのだ、と思います。
　先日、自分は謙虚ではない、と職場で言われ、かなり悩んでいるのも現状です。たとえが良くないかも知れませんが、女性議員が増えない理由の一つに、そんな感情もあるのではないのでしょうか。あいつは生意気だ、というふうな評価を受けるのではないか、と。

　今号のQ&Aについて
　先述の大魔神やゴジラの話も印象に残りましたが、「時処位」という言葉についても考えさせられました。ただの「臨機応変」とも違う、その人の社会に対する「哲学」も必要とされる難しいもので、人生経験や学問の量が試されるものではないか、と感じさせられました。人生が200年も千年もあれば、もっと思索する時間が得られるのではないか、と思いますが、それだと子孫を残す、という思想が抜け落ちてしまいそうです。
　くりんぐさんがとりあげられている、父親が娘を強姦する事件の判決は、どう考えても常識からしても、遅すぎる判断だったのではないか、と思います。よしりん先生がセカンドシーズンのゴー宣で描かれた、自分の魂が幽体離脱している場面を思い返しました。あれは自分の体ではない、影分身だ、とでも思わないとやりきれないのでしょうか。
　「スカーレット」も今週でおしまいですが、武志君の運命が気になります。

　以上、かなり遅くなり、返す返す、すみませんでした。それでは次号に期待します。
（誤字があったので、投稿し直しました）。