今号の感想です。遅くなり、すみませんでした。ｍ（＿　＿）ｍ

　ゴーマニズム宣言・第364回「コロナに対する哲学」
　正直、今回のコロナウィルス騒動の根本にあるのは、どうしようもなく今の社会が不安なんだ、という感情が誰の心の中にもあって、それが病原菌の感染という見えるようで見えない具体的な現象で、顕在化したのではないか、と思います。
　人生は一度しかないけれども、だからこそ一度しかできない経験（学校行事など）もあるし、ただ無意味に生きているだけでは死んでいるのと同じで、亡霊に過ぎないのではないか、という気がします。悩むことも、考えても考えても結論の出ないこともあるけれども、それでも明日に希望を繋いで頑張るのが人生なのではないでしょうか。『路傍の石』の言葉を引用しますが、「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない人生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
　この言葉って、生命至上主義のように誤解されますが、実は「自分自身を生かさなくってはいけない」とも言っているように、命の使い方を言っている言葉であるように、私には感じられます（以前にも記したような気がしますが、そうだったらごめんなさい）。
　私にとっては、コロナ騒動よりも、『スカーレット』の武志君の運命の方がよほど気になります。『赤い疑惑』・『ある愛の詩』、マイナーなところでは『ブレンパワード』。あの病気は本当に恐ろしい、感染しないにしても、適合者が見つけられない不治の病なんだ、と感じさせられました。

　ブログの内容にも言及しますが、オリンピックはあまり関心はないですが、開催するのがこの場合、理想的なのでしょう。こういう現状で、とても難しいような気がしますが、安倍氏がそう言っているのだったら、多分不可能ではないのでしょう。少なくとも高校野球を潰すほどのものではない、と分かりました。私の身の廻りにも、コロナウィルスに罹った、という人を見かけた人はいないし（仕事柄、感染しても不思議ではないのですが）、詐欺事件まで出てくると、世の中に何か潤滑油のようなものを流した方がよいでしょう。特措法ではなしに。この1週間、いろいろなことが起こり過ぎました。

　こんな感じで宜しいでしょうか。木蘭さんの方はまた後で。