コミュ障は若者世代では人権がありませんので、表向き皆無に見えます。私らの世代ではザラにいましたよね。KY（空気読めない）が流行ったのは10数年前でした。世間が、特に就活業界が糞みたいにコミュニケーション能力、コミュニケーション能力と叫んできたせいで、少なくとも上辺だけはそれが身についた人が増えたんじゃないかなと思います。

昔と違ってメールがスマホでLINEになり、返すタイミングもより早くなりました。また、SNSだのYouTubeだの、どんどん更新される情報でがんじがらめにされているのが若者です。話題に乗り遅れないように、常に速報性のある情報に気を配り、リアルタイムでのコミュニケーションに対し、常に気を張っていないといけない。彼等は彼等なりに「ぼっち」にならないように、「リア充」であれるように頑張っているんでしょうね。この辺、80年代当たりは、若者を分類して新人類だのネアカだのネクラだのと言っていましたから、あんまり状況は変わらないのかもしれませんよ。