センバツ甲子園が無観客での開催を前提に準備が進められている件について。 失礼しまして、長文で投稿させていただきます。 今号に関連もあると思いますのでお許しください。 私は開催自体には賛成です。 同じような理由で全国一律の休校には反対ですし、 中四国ゴー宣には参加させていただきますし、 部活動も許されるなら自由参加でさせたいと思います。 前号で私は「政権批判もきりがないのでセンバツ甲子園が中止となれば休校は生徒のことを第一に考えてのことかもしれないと思うことにする」というように書かせていただきましたが、やはりと言うべきか、残念ながら現時点で中止決定されていないので、そのように思うことができません。 球児に感染者が出れば中止「もあり得る」ってやめる気はありません。 「子どもたちの健康が第一」「万が一にも子どもたちの間で集団感染しないように」 などと首相は言いましたが、この国には子どもの健康より大事なものがあるか、実は(3月17日ぐらいから)感染確認された地域で共同生活していても万が一にも集団感染しないと思われているかどちらかなのでしょう。 知らなかったのですが文科相は元々春休みまで(3/24まで)部活禁止って言いながら(3/19からの)甲子園は工夫次第で開催できると言っていたようです。 大阪は感染者がかなり確認され、知事や市長が「国より先に休校を決めた」と言っていたり、悲愴な顔で記者会見したりしていますが、休校している学校で高校生に甲子園の練習をさせるわけです。 兵庫県は甲子園日程に合わせるように、国の3/24までの休校要請に反して3/16から学校再開の予定です。 今より感染が広がっていても、甲子園やっているのに部活禁止継続とは言いにくくなります。 3/24までの全国一律休校が正しいとすれば大問題です。 オリンピックの判断時期に、現在よりも感染が広がっていても、「おさまった」として規制が緩くなるということがあり得ます。 これも現在の規制が正しいとすれば大問題です。 「新型インフルエンザ」の時は学校に感染者が確認されていなくても、大阪・兵庫の全校が1週間休校でした。 今は当時の「新型」インフルエンザにクラスの複数がかかっていても学級閉鎖にもなりません。 「北朝鮮から飛翔体」で休校になっていましたが、現在はそんなことはありません。 「日常は常に危険と隣り合わせで、危険と折り合いをつけて日常生活を営んでいるものだ」と新型インフルエンザの時にどこかの専門家が言っていました。 テレビで休校に賛成していた人もセンバツ甲子園開催には賛成します。 休校に反対すれば「子どもが感染しても良いのか、ひどい」と言われかねず、「甲子園中止」と言うと、「高校球児がかわいそう」と言われかねません。 高校球児の心情には思いをはせる人は多いのに、日常の学校生活に思いをはせる人は少ないのでしょう。 そうでなければ首相も全国一律休校とは言わなかったでしょうし、言われても突っぱねる自治体がもっと多かったと思います。 学校が休みになることで仕事を休まなくてはならず困ると思ったり、「卒業式」や「お別れ」などのイベントのことを心配したりするのがいいところです。 給食でネグレクトの子の命を救っている面もあります。 日常生活は心身の健康につながります。 私もですが、この期間に狙いを持っていた人は休校に不満を持っていて、何らかの形で文句も言っています。 ものすごいもったいない期間だと思います。 継続的にやっていたものも後退したところからやり直しです。 2~3週間でどのぐらいのことができて、今後生きていく上でどれほど役に立つのか、現場の先生方でそのように思っている人は少数です。 「センバツ甲子園」が開催される状況なのに全国一律で休校にされてしまったことが、学校生活に価値がない、価値があると認識されていない点で一番の問題ではないかと思います。
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センバツ甲子園が無観客での開催を前提に準備が進められている件について。
失礼しまして、長文で投稿させていただきます。
今号に関連もあると思いますのでお許しください。
私は開催自体には賛成です。
同じような理由で全国一律の休校には反対ですし、
中四国ゴー宣には参加させていただきますし、
部活動も許されるなら自由参加でさせたいと思います。
前号で私は「政権批判もきりがないのでセンバツ甲子園が中止となれば休校は生徒のことを第一に考えてのことかもしれないと思うことにする」というように書かせていただきましたが、やはりと言うべきか、残念ながら現時点で中止決定されていないので、そのように思うことができません。
球児に感染者が出れば中止「もあり得る」ってやめる気はありません。
「子どもたちの健康が第一」「万が一にも子どもたちの間で集団感染しないように」
などと首相は言いましたが、この国には子どもの健康より大事なものがあるか、実は(3月17日ぐらいから)感染確認された地域で共同生活していても万が一にも集団感染しないと思われているかどちらかなのでしょう。
知らなかったのですが文科相は元々春休みまで(3/24まで)部活禁止って言いながら(3/19からの)甲子園は工夫次第で開催できると言っていたようです。
大阪は感染者がかなり確認され、知事や市長が「国より先に休校を決めた」と言っていたり、悲愴な顔で記者会見したりしていますが、休校している学校で高校生に甲子園の練習をさせるわけです。
兵庫県は甲子園日程に合わせるように、国の3/24までの休校要請に反して3/16から学校再開の予定です。
今より感染が広がっていても、甲子園やっているのに部活禁止継続とは言いにくくなります。
3/24までの全国一律休校が正しいとすれば大問題です。
オリンピックの判断時期に、現在よりも感染が広がっていても、「おさまった」として規制が緩くなるということがあり得ます。
これも現在の規制が正しいとすれば大問題です。
「新型インフルエンザ」の時は学校に感染者が確認されていなくても、大阪・兵庫の全校が1週間休校でした。
今は当時の「新型」インフルエンザにクラスの複数がかかっていても学級閉鎖にもなりません。
「北朝鮮から飛翔体」で休校になっていましたが、現在はそんなことはありません。
「日常は常に危険と隣り合わせで、危険と折り合いをつけて日常生活を営んでいるものだ」と新型インフルエンザの時にどこかの専門家が言っていました。
テレビで休校に賛成していた人もセンバツ甲子園開催には賛成します。
休校に反対すれば「子どもが感染しても良いのか、ひどい」と言われかねず、「甲子園中止」と言うと、「高校球児がかわいそう」と言われかねません。
高校球児の心情には思いをはせる人は多いのに、日常の学校生活に思いをはせる人は少ないのでしょう。
そうでなければ首相も全国一律休校とは言わなかったでしょうし、言われても突っぱねる自治体がもっと多かったと思います。
学校が休みになることで仕事を休まなくてはならず困ると思ったり、「卒業式」や「お別れ」などのイベントのことを心配したりするのがいいところです。
給食でネグレクトの子の命を救っている面もあります。
日常生活は心身の健康につながります。
私もですが、この期間に狙いを持っていた人は休校に不満を持っていて、何らかの形で文句も言っています。
ものすごいもったいない期間だと思います。
継続的にやっていたものも後退したところからやり直しです。
2~3週間でどのぐらいのことができて、今後生きていく上でどれほど役に立つのか、現場の先生方でそのように思っている人は少数です。
「センバツ甲子園」が開催される状況なのに全国一律で休校にされてしまったことが、学校生活に価値がない、価値があると認識されていない点で一番の問題ではないかと思います。