希蝶 のコメント

希蝶
No.62 (2020/01/25 02:52)
 今号も配信、有難うございます。

 杉田水脈の「夫婦別姓」反対へのバッシングは、「桜を見る会」で安倍政権を潰そうとする野党と構造が似ているような気がします。

 確かに意見は主張する個人に応じて評価されるところがあるのですが、杉田女史はいちおうは自民党の国会議員で、公人としての発言を「いちおう」したわけなのだから、野次を飛ばし合ったり、人格攻撃をする前に、互いに「論証」し合うことが大事なのではないか、と言えるのでしょう。
 「桜を見る会」も公的な資金を私的に用いた点で問題なのですが、安倍政権の「人格攻撃」としての機能しか果たしていないと感じられます。自衛隊中東派遣や改憲問題など、論題が山積みの国会の中で、それだけを主要な討議にするのではなく、「こういう公私混同の問題があるけれども、中東派遣に関してはどうだ、アメリカのいいなりになっていて、日本国としての中東友好に対する公的な立場が維持できているのか」とか、「改憲の内容や手法についても、この政権のこうした政策から鑑みてこれこれこういう点で公私がごちゃまぜになっていないか。個人を家族と言い換えることが果たして公的な視点から適当なのか」みたいな話題にすれば、もっと野党のポイント稼ぎになるのでは、与党に対する対案提出になるのではないか、相互議論になるのではないか、と思います。

 ちなみに、私は夫婦別姓でないとやむを得ない場合(名刺の作り替えの負担を省く、など)もあるのだろうと想像するので、いちおう賛成はしますが、感情面では夫婦どちらかの苗字になるところに、結婚の証明があるのではないか、とも思います。夫婦で話し合って、どちらか好きな方を選択・採用する、というのが一番なのでしょう。ちょっと難しくて判断ができないです。
 言はずもがなのことですが、皇室男女双系にすると王朝がかわる、というのは夫婦別姓・同姓と同じ視点で天皇家を見ている、ということなのでしょう。

 ちなみに、「海外出羽守」では女の人が自分の元々の姓の次に夫の姓を名乗る、という場合が多いみたいです(今はなき、ファラ・フォーセットが、メジャーズという元夫の姓をつけていたことがあるように)。でも日本だとまさか「鈴木田中さん」とかいうふうにはできないでしょう。古代日本ではそういう「氏」もあったようですが。
 参考までに、「長曾我部」は「長」+「曾我部」だそうです。「山内首藤」という苗字もあります。

 今号の感想については、また改めて。

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