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　トランプの都合で、イランが紛争状態になっているのに、そこには目を背けて「中東情勢の危機だ」としたり顔で騙っている保守も大概ですが、今回の自衛隊の中東派遣を「権力の暴走だ」と批判している野党も、問題の本質を見誤っていると言えます。
　与党も野党も、トランプの暴走で中東が紛争状態になっていることを全く批判しない、それどころか、取り上げようともしない。憲法がどうこう以前に、日本の政治家の思想そのものが属国化しているとしか思えません。
　特に枝野幸男は、自衛隊の中東派遣に対して「抜本的議論を」と言っていますが、ならばこそ自衛隊、ひいては日本の主権について言及するしかなく、それは憲法議論にも繋がるはずです。なのに、「中東派遣は憲法問題ではない」と考えているようでは、自衛隊や国家に対して責任を持とうという意思など全く無いと思います。
　右も左も政治家も、所詮は臆病者の集まりですね。そのまま国家や戦争から逃げ続けたまま人生を全う出来ればさぞ幸せでしょう。