希蝶 のコメント

 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第149回「子どもの読解力を崩壊させているのはなにか?」
 「事実」と「意見」の区別、というと頭が痛いです。かつて人から「貴方の書いていることは事実と考えがごっちゃになっている悪文だ」と指摘されたことがあり、その時はなぜそのようなことを強調して言われるのだろうと不可解にしか思えませんでしたが、要は時処位を得ていない問答をしていたのだ、と今にして思います。
 今回のテーマは読解力であって、インターネットはその劣化の主要な要因ではあっても、副次的なものでしかありませんが、かつて自分はこういう場に記すと、返答がすぐにかえされてくるものだろうと思い込み、それで失敗や恥をかいたことがあります。つまりは、内容がしっかりしておらず、事実と意見、それも客観的なものと主観的なものの区別もできていないと、読む側は、いったいこの人は何がいいたいのだろうと困惑し、どういう反応をすればいいのか、分からなくなります。そういうふうにならぬためにも、事実はここまで、主観的な考えはここ、客観的な真理はどこまで、というふうに区分して文章を記せるようになりたいと願います。本日(12月16日)の朝のよしりん先生のブログ、「自分の苦労を訴えても人の心はつかめない」でもおっしゃられているように、当人が努力したというのは「事実」かもしれないですが、あくまでもその人の中の「主観的な」ものであって、個人的な「感慨」とそう変わりはなく、結果を出せていない独りよがりな「意見」にしか過ぎないのだろうと考えねばならないでしょう。
 木蘭さんの例示された問題が答えられない大人もいる、という事実は、読解力不足からなる事象への判断力の低下という結果に繋がっているのだろうというのが、自分の意見です。

 ということで、次号を期待します。
 加えて、カレーせんべいさん、流行語・出来事集計、お疲れ様でした。(*^-^*)
 よしりん先生や木蘭さんの19日の生放送も楽しみにしています。

No.211 60ヶ月前

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