希蝶 のコメント

 今号の感想などを記します。

 ゴーマニズム宣言・第345回「ラグビーだってナショナリズムだ」
 正直言って、ラグビーというと、「われら青春」という中村雅俊のドラマを思い出してしまい、それ以上の興味が湧かないです。それでも、先年南アフリカに勝利した場面はたまたま見ており、遺業だということは感じ取れました。
 日本人というと、単一民族で、典型的な黄色人種であるかのように思われがちですが、実は古くから混血しており、白村江の戦いで亡命してきた「百済人」とか、日本の各地にある「高麗」・「狛」(こま)という地名から「高句麗系移民」も多かったようです。確かペルシャ系もいたはずですし、奈良時代の官僚に、唐からの帰化人である李元環(りげんかん)・皇甫東朝(こうほとうちょう)・袁晋卿(えんしんけい)らがいたということも注目されてしかるべきでしょう。その唐という国家が漢民族単一国家ではなく、ソグド人なども存在し、「景教」という形でキリスト教も伝わってきていた、国際色豊かな多民族の国であるということも。
 桓武天皇の母も、百済系帰化人ですし、そこまで古くなくても、江戸時代末期から明治時代にかけてはシーボルトの娘、「楠本イネ」が活躍しております。国境の壁はとりのぞけないとしても、人種の壁は打ち壊すことはできるのだろうと思います。TVでも見ましたが、「さざれ石」を見て、日本チームとしての一体感を持ったというラグビー日本代表は、立派な日本人とみて間違いないでしょう。
 ラグビーで抵抗感を持つ人は、サッカーにラモス瑠偉がいる事実をどう感じるのでしょうか。相撲の外国人力士の中にも、高見山みたいに(古すぎますか)日本国籍をとった人もいたわけですし。主として日本語を話す人が日本人で良いのだと私も思います。

 しゃべらせてクリ!・第290回「へごわーっしゅ! 殺人ドッジボールに絶体絶命ぶぁい!の巻
 今回、投稿を控えましたが、私は「ドッジ弾平」というと、「ダッシュ勝平」という、アニメにもなったバスケットボールの漫画を連想してしまうのですが、やはり関連性があるのでしょうか。つまらない話でごめんなさい。

No.60 63ヶ月前

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