よしりん先生のブログ、「最悪のシナリオを考えておくべきだ」に関して (何度も繰り返し述べているかもしれませんが)「百済」というかつて朝鮮半島にあった国家のことを考えてみるべきだと思います。 百済は(何でも「海東の曾子」と呼ばれる程の立派な人物だったらしい)義慈王という王の時に、北方の高句麗という国と同盟し、「新羅」という、同じく朝鮮半島の国を滅亡寸前にまで追い込むのですが、唐と組んだ新羅に逆転され、さらに、国内ではその義慈王が王妃に操られ、太子のために城を改築し、賢臣・忠臣を遠ざけるなど、弛緩した政治を行ったために、国力が弱体化し、結果、660年に滅亡する、という運命を辿っています。王族や貴族は唐に連行され、その有様を遣唐使が目撃しています。 その結果、百済復興戦となり、白村江の戦いへと発展するわけですが、韓国民はこのことを歴史の教訓として思い出して欲しい、と願います。この場に記したところで、韓国に届くとは思いませんが、日本やアメリカは場合によっては第2次白村江の戦いをしなければならないかもしれない、と覚悟すべきかもしれないです。 言い換えれば、北朝鮮こそ、かつての「新羅」の立場にある、ということなのかもしれないです。左翼の言い分だと、だからこそ韓国の言い分を聞け、となるのでしょうが、それが果たして韓国の「自立」のためになるのでしょうか。 以上、思ったことを記してみました。
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よしりん先生のブログ、「最悪のシナリオを考えておくべきだ」に関して
(何度も繰り返し述べているかもしれませんが)「百済」というかつて朝鮮半島にあった国家のことを考えてみるべきだと思います。
百済は(何でも「海東の曾子」と呼ばれる程の立派な人物だったらしい)義慈王という王の時に、北方の高句麗という国と同盟し、「新羅」という、同じく朝鮮半島の国を滅亡寸前にまで追い込むのですが、唐と組んだ新羅に逆転され、さらに、国内ではその義慈王が王妃に操られ、太子のために城を改築し、賢臣・忠臣を遠ざけるなど、弛緩した政治を行ったために、国力が弱体化し、結果、660年に滅亡する、という運命を辿っています。王族や貴族は唐に連行され、その有様を遣唐使が目撃しています。
その結果、百済復興戦となり、白村江の戦いへと発展するわけですが、韓国民はこのことを歴史の教訓として思い出して欲しい、と願います。この場に記したところで、韓国に届くとは思いませんが、日本やアメリカは場合によっては第2次白村江の戦いをしなければならないかもしれない、と覚悟すべきかもしれないです。
言い換えれば、北朝鮮こそ、かつての「新羅」の立場にある、ということなのかもしれないです。左翼の言い分だと、だからこそ韓国の言い分を聞け、となるのでしょうが、それが果たして韓国の「自立」のためになるのでしょうか。
以上、思ったことを記してみました。