希蝶 のコメント

話題を少し変えます。
木蘭師範が紹介されていた「週刊東洋経済」9月14日号、購入しました。
「天皇と日本史」ですが、天武天皇から白河上皇、後醍醐天皇から光格天皇、そして明治・昭和天皇と、上皇様と今上天皇の事績が簡潔かつ詳細に纏められた、読み応えのある特集でした。大書店ではバックナンバーで販売しているようなので、未読のかたは是非とも読んでみて欲しいです。

私も以前は未婚の女帝は結婚してはいけないのかな、と元正天皇とか称徳天皇などの例で考えていたのだけれども、内親王が相続した宮家は幕末に存在しているし、(これを言うと海外の例を出すな、と言われそうだけれども)ハプスブルク家ではカール6世の時に相続法を変更して、マリア・テレジアとその妹にも相続権を与えているし、それと同じ事を日本でやってはどうしていけないのか、と思います。明らかに後が続かないではないですか。徳川綱吉だって、いっときは、娘婿の紀州藩主の息子に後を譲ろうと考えていたわけですし。
マリア・テレジアだって、ハプスブルク家を継承しながら、プロイセンと戦争したり、子供をたくさん産んだりして、気苦労も多かったろうと思います。いくら医療が発達したとしても、子供はそんな簡単にできるものではなく、天恵みたいなものでしょう。
皇室や天皇陛下に、政治的な意見の発言権がないのだから、政治家がしっかりして、後を続けるようにしてあげるのが筋というものではないのでしょうか。それとも、日本は共和国にでもなった方が宜しいのでしょうか?

No.101 62ヶ月前

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