配信お疲れ様です。もう9月。早いものです。

数は力だが正義ではない。万年経っても人間は変わりませんね。我が国の最大多数は無党派層ですし、もっと言えば「無関心層」かもしれない。世の中のあれこれに深い洞察をせず、日々をやり過ごせればそれでいい、というのが「数の力」で実現されているから、安倍内閣だって倒れません。その無関心を背景に、左右両派による言葉狩りが進んでいくわけですね。もっとも、一番の問題は、元々主張すべき意見を持たぬ人々にとっては、危機感など感じるはずもない、という点でしょうか。これではいずれ、日本も香港になりますね。言葉を刈られるというのは、思考を刈られること。思考を刈られるということは、行動を、人生を刈られるということに等しい。それが分かったころには、もうすべてが遅いのでしょうけれど。