よしりん師範、泉美師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、今週も強力な布陣のコンテンツ配信、ありがとうございます。私は今自分の現場に注力していく必要を日々感じているため、実はあまりコメント欄に出てこないようにしようかなと思っていました。しかしライジングは今週もスルーするには面白すぎます。それに恐れ多くも師範からブログで直々お声かけいただきました（でも、おかしなこと書いていたら遠慮なく断罪してください）。
　TPP交渉で守るべき６項目（守れない場合は交渉の席を立つ）は、三橋貴明などの安倍支持だけどTPP反対というねじれエコノミストが読者やブログ閲覧者を騙すのに散々使っていました。「自民党政権ならこれを守ってくれる、だから民主党政権よりはいいぜ～」と。しかし、自民党が民主党より上手かったのは後から突っ込まれないための選挙民対策だけだったと今回の「ゴー宣」でよーく分りました。なるほど民主党とは積み上げてきたアメポチ史が違うわけですもんね。戦後ずーっと連邦政府と日本国民との間に立ち、「米国企業の利益のために国民を騙すこと」を重要な使命としてきた党だけはあるなと思います。今の日本政府に道徳教育の強化を叫ぶ資格はもちろんないですが、こんな政府が行う道徳教育とは政府やそのバックにいるアメリカ様に従順な人民を作り出すのが目的かもしれません。
　今後TPPの守るべき６項目を無視してよいとなると、安倍は２１分野の1つでしかない市場アクセス分野の数品目の関税を数％守っただけで国民に向けてドヤ顔し、海外にモノやサービスを売る輸出企業の業績が少しだけ一時的にでも伸びれば献金というカネヅルを確保でき、そのかわり他の非関税障壁は全て撤廃させられ、国内の価値あるモノは全て買い叩かれ、慣行・言語・文化も全て放棄させられ、共同体・絆・人の和は壊滅し、新たに流入した労働者への規制もISD条項で封じられ日本列島は日本人の物ではなくなっていくのでしょう。どうせ道徳を保持している共同体は壊れ、道徳の基準となる常識や慣習も変えられ、道徳違反を指弾するような国民もいなくなるのだから「もう、いんじゃね？」というニヒリズムが教育行政や教育界にあるのかもしれません。
　さて、木蘭師範の「ザ・神様」は想定外のエロさですね。日本のカミはユダヤ・キリスト・イスラムの唯一神とは違うと観念的・論理的には分かっていてもいまいち実感がつかめませんでしたが、ここまで五感や大脳辺縁系に直接訴えかけるような描写をしてもらえるとよく判ります。日本のカミ様は喜怒哀楽を力いっぱい表現できるプロトタイプの人間であり、私たちのすぐ傍にいる存在なのだと感じられます。科学と論理と数字しか信じられなくなった現代日本人に必要なことは、自然の息吹や祖先の霊を身近に感じ、カミの恵みに感謝し、カミの怒りを畏れる心であり、傍を楽にすべく活動する様々な良き共同体に参加し、そこで喜怒哀楽を自由に表現しつつ公のために尽くしたいと願う心であり、そして神話のカミ様から直系でつながり、祭祀を通じてカミ様と常に接しておられる天皇の存在を有難く思う心だと思います。自分たちの私益を確保するために、自然・文化・言語・共同体…そして皇室さえも！全て破壊して換金し、アメリカ様に貢ぎたい人々が敵だと、早く日本人皆が気づかないと日本が本当に終わってしまいます。

　AKB共同体のマジでガチな神話物語も早く読みたいです　na85