希蝶 のコメント

一休みしたので、復活します。実はあの日、私はゴジラの映画を見てきており、これを言うと、ゴジラファンからも、あちらからも顰蹙を買うのを覚悟して言いますが、今後、『ゴジラ』であの事件のことを思い出すのかな、と。

彼らは戦死したのだと思うことにします。そして、戦犯には、自国で処罰を、断罪を加えるのは当然のことです。

しかし、現代の戦争はどこに敵がいるのかも分からない。同じ国同士でも売国奴が存在するのだから、他国民同士ですべてを理解し合うなんてことはあり得ない。勿論、同情的な人はいるのだろうけれども、立場が違ってしまっていたら、完全に考えが一致するなどということは夢物語である。同床異夢である場合も。
内なる敵と戦い、勝利しないといけないです。ただ「努力した」では駄目です。

ちなみに、『キング・オブ・モンスターズ』の感想ですが、渡辺謙の博士が日本語でゴジラに語りかけるあの場面だけは感動しました。しかし、よしりん先生には悪いのですが、ほかは取り立てて価値があるものだとは思いませんでした。母親を止めようとする娘の姿もありきたりであったし、画面が暗くて、活劇的な興味は湧かなかったし、CGのギドラやゴジラ、ラドンやモスラが何だかキモかったし、ボストンをゴジラが破壊しても、という感じでした。何よりも、ゴジラやギドラに操られるほかのモンスターが何か類型的だったような。出番が少ないにしても、もっと工夫はなかったものか、と。
やはり、自分は日本のゴジラが見たいです。敵だか味方だか分からず、文明批判がある本来のゴジラが。

泉美木蘭のトンデモ見聞録・第134回「Black Box事件検証8《逮捕取り消しとその前後》」

「世の中にはすごく親切な人がいて、私が知らないところでそういうことがあったんだと」。なんてしらじらしいセリフだろうかと思いました。誰が見たって、Y氏の立場や、一度出された逮捕状が取り消された、という時点で、Y氏が権力とつるんでいて、事件のもみ消しをした、と感じるのが当然の反応ではありますまいか。伊藤詩織さんを応援すると同時に、この事件についても、男にあるまじき卑怯者の所業が露顕し、はやく断罪されて欲しい、と願うだけです。

本当に終わってしまったことで落ち込んでいる場合ではないです。これからのことを考えるべきです。失われたものは多大だけれども、それ以上のものを得られるように、と。人生は試練と修業の場でしょう。
といったところで、一度区切りをつけます。また下らないことを書きますので、ご容赦を。

さあ、歎きをやめて、もうこのうえ泣き悲しむな。まことに、これらのことはすでにしっかと定められ、呼び戻すすべもないのだ
ソフォクレス『コロノスのオイディプス』訳:高津春繁より

No.67 58ヶ月前

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