M.O のコメント

『おどれら 正気か!』の生放送、タイムシフト視聴しました。
ムチャクチャ面白かったです。
吉本興業の闇営業問題、よしりん先生のブログの方を先に読んでいたのですが(ブログには書けないと言っておきながら、結局書いたんですね)、その時は今ひとつ納得できない感覚がありました。
でも、生放送のトークを聴けばするりと入ってきました。
ただ、確かに宮迫の会見には誇張した演技があったとは思うのですが、個人的には薬が効きすぎたんじゃあないか、というように考えています。
亮ちゃんの首根っ子を押さえ、自分たちに世間の同情を引くように持っていったのはその通りだと思うのですが、ここまで会社と社長がバッシングされる状況を予見するほどの計算ができる人なのかな? と。

木蘭先生がブログで「ここ、笑うところでは?」と書かれた、忘年会の打ち上げ代とおつりに関するやりとりとか、当初より謝罪会見に前のめりで、会社の言う「静観」の意味を理解していなかったとか、そういうところを考えると、宮迫って「小賢しい」「計算高い」というキャラとはかなり離れているよに感じるんですね。
むしろ、直情型でオラオラ的なヤンキー気質な人、というイメージ。
テレビやラジオのトークを聞いていても、そんな性格が伝わってきます。

以前、ラジオで「自分で自分の奥歯を抜いたことがある」というエピソードを語っていました。
『天然素材』という伝説的バラエティ番組に出ていた時、番組オリジナルのダンスを披露することになり、振り付けを練習させられていたのですが、長時間延々とそればかりやらされているうちに頭に来て、自分でも訳が分からないうちに、口に手を突っ込んで奥歯をねじり抜いて床に叩きつけた、と。
当然、宮迫の口は血まみれ、現場はシーーーーンと静まりかえり、FUJIWARAのフジモンだけが泣きそうになってオロオロしていたとか。
こういう狂気を感じさせるエピソードを聞くと、宮迫って感情的になると何やるか分からん奴じゃないか、って気がします。

だから、今回の一件についても、さんまや松本に助けを求めた上で、世間の同情を集めようというところまでは猪突猛進的に算段を立てられても、松本が動き、社長が引きずり出され、後は世間が会社を叩いて自分のダメージを限りなく小さくする、という腹黒い計算が出来る人かどうかというと、う~~~ん……絶対ないとは言えないけど、どうかなあ~~~、と。
そういう世論を見据えた計算をする腹黒キャラって、小籔千豊とかキングコング西野とかウーマン村本とかオリラジ中田とか品川祐とか、そういった面々の方がしっくりきます。
もっとも、宮迫本人としては、放ったパンチが思ってもみなかったクリティカルヒットとなり、結果オーライということで満足しているのかもしれませんが。
あくまで私の想像に過ぎないですけど、何か宮迫を買いかぶりすぎてやしないかと感じました。
断っておきますが、決して宮迫を擁護しているわけではないです。

No.34 66ヶ月前

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