よしりんのブログが本当に、身につまされる。「吉本芸人はサラリーマンだった」。もうこれで事件の本質･･･というか、現代の芸人の実態が全部出てる気がする。よしもとが芸人をサラリーマンみたいにして、芸人側もそれを受け入れた時点で、もうダメだったのかも知れない。しかし、もともとは河原乞食。サラリーマンとは真逆。実力なく、人気なく需要無ければ消える世界、金を稼げないで本当にルンペンになる世界、ということを忘れないでおきたい。芸事に携わる人に関わらず、サラリーマンではない職種だったり、自営業の人間は。
　よしりんの感覚だと、よしもとがぬるい集団だと見えるのは、それはそうだなと思う。少年ジャンプを読んできた自分としては、情け容赦なく、絵や発想が斬新な大型新人でも、どんなにキャリア積んだ大御所でも10週打ち切りを喰らってるのを何度、何十度も見てきたから。それを味わって潜り抜いた人なら、そう思えて当然だろう。　
　テレビでは、この事件ばかりだけど、ぜんぜん消費税のことをやらないのが、本当に怖い。安倍政権に対する忖度なんかな？　4月の道場の藤井聡さんの話を聞いて、消費税は深刻に経済を停滞させるし、実際経済成長日本だけマイナスだという、すごく具体的な結果が出てるのを知って恐怖したのに、ガチで上げる気まんまんの安倍政権て、狂気を感じる。藤井さんのレジュメで、最後、財務省は自分たちの考えを通すためにスゴい嫌がらせするみたいなこと書いてあって、道場ではサラリとしか話さなかったけど･･･ちょっとそう思えてきた。日本一人負け状態も、消費税後の経済停滞も、あんまり報道されてない気がする、それこそ自分は道場の講義で知ったことだし。何ていうか、そういう情報封鎖て、やってるのかな？　よしりんは香港のデモを挙げて「失ったら、その失ったものが永遠にわからなくなる」みたいなことエコノミストで書いてたけど、今の日本て、そうなりつつあるのかな？　気持ちの悪い緊張と汗がわく、梅雨明け前の事件の数々･･･。