配信お疲れ様です。7月だというのに肌寒いですね。

今号を読み、「手を汚さずに生きられるって相当な贅沢だよな」としみじみ感じたことがあったのを思い出しました。多かれ少なかれ、社会人ならばきれいごとで済まないことのひとつやふたつは経験しているものだと思います。特に、仕事を選べる立場にない貧しい人、養うべき家族がある人はなおさらでしょう。社会は、食うためならなんでもやれ、できなきゃ甘えだと人を追いつめますが、いざ選り好みをしないとなると、汚れ仕事をやらされることだって出てきます。それが嫌になったとして、引き籠れる実家がある人は引き籠れるかもしれませんが、そもそも家が酷過ぎて都会に飛び出した人は帰るところなどありません。