M.O のコメント

>>48
「意を呈して」の日本語としての意味が不明ですが、「異を唱えていた」ということでしょうか?
つまり、小林よしのりは小泉政権時は男系容認派だったではないか、という指摘ですか?
だとしたら、そちらの認識が不充分です。
よしりん先生は「わしは以前は男系の方がよいと思っていたが、勉強してから女系も認めるべきという立場に変わった」とあちらこちらで書いておられます。
私が自称保守の過去の発言を引用したのは、彼らが今なお終身在位にこだわっているのか、それとも生前退位でもよいと認識を改めたのか、立場を表明していないからです。
影響力のある知識人が、ああいった大それた発言をしておいて、国民が生前退位に伴う改元を祝っている現状を目の当たりにして、何も自身の立場についてコメントしないのは大問題です。
もし終身在位にこだわっているのであれば、現状の祝賀ムードを批判しなければなりませんし、生前退位を容認するように変わったのであれば、「自分の過去のコメントは認識不足だった」ということを認めなければなりません。
それが学者やジャーナリストとしての矜持であるはずです。
「過ち」を披露して追及しているわけでもなく、「謝れ」と強要しているわけでもありません。
こういった発言をしていた彼らの今の立場はどうなのか? 「変わった」というのならそれをきちんと表明するのが、公人としての責任でしょう? ということです。
それを怠っているから、さあ現在の彼らはどの面下げて言論活動をやっているのでしょうね? と批判するためのソースとして過去の発言を引いたまでです。
「過ち」を認め、「変わった」ということを表明しているか否かは、天と地ほどの差があります。

No.55 68ヶ月前

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