編集後記のみなぼんさんと同じ感想ですが、新元号発表時の首相の会見には本当に腹が立ちました。「退位の邪魔をしていた張本人が、自分の手柄の様に振る舞い、発表の場を自己アピールに利用しやがって」と。
正直「令和」だと知った時も、良い気はしませんでした。自分も「令」の字が気になり、「受け入れる移民により、賃金が下がっても、文化が破壊されても（和）やかにしていろ」という命（令）なのかと、脊髄反射的に思いました。
しかし、どうせ安倍政権なんぞ「令和」時代の初めの初めに終わるでしょう。それよりも、ほとんどの国民が元号制の存続を支持し、その人々が「令和」に好感を持っているのなら、もうそれで良いです。時代を造る主体が、陛下と共に生きる多くの公民で在る事を、今は願っています。

また以下の様にも考えています。
高森先生の昔のブログ(2017/10/14　和を以て)に、憲法十七条の「和を以て貴しとなす」は「とにかく仲良くしよう」という意味合いではなく、「しっかり議論しよう」というメッセージだと書かれていました。
そして、先日のブログ（令とは善なり）で、「令」の由来は神意を従わせる事、神意に従う事と理解しました。
その「令」と「和」の意味を組合わせると、「神意により議論せしむ」而「議論す」という事になりませんか？
そう考えると「令和」は「ゴー宣道場」にぴったりな元号ではないですか。

当然、議論から逃げている、いや、議論する能力が無い首相が、使役する存在である事は決してありません。