今週も配信ありがとうございます! お疲れ様です。 笹さんの特別寄稿を読みました。 山口手記、自分も通して読んだらウゲーッってなりそう・・・。 それをもう一度読んだ笹さんのお気持ちをお察しします(汗)。 今回の特別寄稿の全編を通して、漲る怒りが伝わってきました。 伊藤詩織さんと山口氏とでは事実認識が異なる。そりゃそうですよね。 そして事実認識の真偽を第三者が明らかに出来るものでもないです。 じゃあ検察審議会が不起訴相当にしたから山口氏はシロなのか?となると、 実際に起訴まで行っていたものが握りつぶされたとする週刊新潮の記事を信じますし、 Black Boxを出版された伊藤詩織さんの主張を信じます。 それは、その後の伊藤詩織さんと山口氏の言動を見ていて、 いち庶民としての感覚で思うところです。 そもそも、検察審議会は100%絶対間違いない、と思える理由もありませんし。 何より一度逮捕状が出ているということはどうなのかと。 一切の思入れを排して、客観的に伊藤詩織さんの著書・発言と、山口氏の発言・言動を比較しても、 やはり山口氏の主張の方には違和感が残ります。 野党が嫌いだとか、左翼が嫌いだとか、そういうことは関係ありません。 そもそも、伊藤詩織さんの主張を信じる、としている人達も、 伊藤詩織さんの政治信条や他の主張にも全て賛同している、という訳ではないことは当然です。 そりゃ、リベラル系の人にも支持者はいるでしょうけれども、 そういうことの前に、 人として、この件についてどう思うか?ということが一番の問題ですから。 むしろ山口氏は、不起訴相当になったということで、 自分は優位だ、と慢心しているんじゃないでしょうか。 それが、山口氏の人柄そのものもあるんでしょうけれども、 言葉の端々にそれが出て来る。 品性というのが文章から出てしまう、というのはある意味怖いですね。 「ゴー宣」読みました。 倉橋耕平という自称学者の低レベルっぷりと、 こんな低レベルの人の相手をしなければならない小林先生は、本当に大変だなと思いました。 学者を自称しているとは思えないような、 俺って賢いぜ!という痛さに満ち満ちた、しょーもない揚げ足取り・・・。 高村武人さんが、それまでどの研究者に頼まれても提供を断っていたものを、 特別に貸してくださった、という話は、初めて知りました。 そう言えば、その後に雨後のタケノコのように出て来た戦争論へのイチャモンで、 「高村武人なんて人聞いたこともない」なんていうイチャモンがあったのを、ふと思い出してしまいました。 それまでどの研究者に頼まれても資料の提供を断っていたのなら、そりゃ当然です。 それを特別に貸してくださったということは、小林先生の姿勢に高村さんもよっぽど心を動かされたのかな・・・と、 いち読者として思いました。 この前のSPA!「ゴー宣」で、本を読もう!と先生は仰っていましたが、 チェスタトンの「正統とは何か」、ルソーの「社会契約論」は、 浅学な私も読んでみたいと思いました。 そして、吉本隆明や井上ひさしや大江健三郎は、まだ戦争論のテーマ(「個と公」)をひとまず理解した上で、 批判してきていた分だけ、批判の内容は的外れではありましたが、 そこは曲がりなりにもプロの言論人ではあったのですね。 倉橋耕平は、まだプロにすらなれていない自称学者。 もうレベルが低すぎて唖然としてしまいます。 「九〇年代の右派論壇による歴史キャンペーンを『丸ごと』漫画にして打ち出している」なんて発言も、 当時の論壇状況をゴー宣を通じてリアルタイムに読んで来た、浅学ないち読者の自分から見ても「はあ?」という感じですし、 例え、まだ若くてリアルタイムで当時の状況を知らない、としても、 学者を自称するなら、それくらい調べりゃすぐ分かることなのに、恥ずかしすぎるやろ!って思います。 そしてリベラルの倉橋が、自分達がさんざん批判しているはずの百田や自民党のネトウヨ議員と同じような 「気に食わない言論は圧力で潰せ」になっているのが、また何というか象徴的な気がします。 結局、彼らは同根だということでしょう。 まさに、こういう「俺は博士号とったんやぞー!」っていう権威だけで、 世の中にデマゴーグを撒き散らすような権威主義者は淘汰されて然るべきだと思います。 世の中の人全員が「おお、博士号とっておられる先生なのかー!ありがたやありがたやー!」とはならないぞ!という構えを、 いち読者として持ちたいと思います。 しかし、自分自身にもそんな、権威に無意識に騙されるところがありはせんか?と思うところもあるので、 そこはゴー宣を読んで鍛えていきたいです。 「トンデモ見聞録」読みました。 田畑毅は議員辞職しましたね。刑事告訴も当然です。 というか、離党届受理で妥当・・・なんてことが言われてた時点で異常ですね。 権力の都合で捻じ曲げられるっていうことがまず狂っています。 「被害に遭ったらその場ですぐに冷静に判断して、然るべき行動を起こす」なんて、 普通に考えて出来る訳がありません。 気が動転して、恐怖やら混乱やらで、どうしようもなくなるだろうという推察は、 そういう被害に遭ったことがない人でも、ちょっと考えてみれば分かることです。 今回の件を記事にする中で、泉美先生御自身の壮絶な経験までも書いてくださっていることで、 どれだけ、この事件に憤っておられるのかというのがひしひしと伝わってきました。 それにしても、来年は2020年になるという御時世に、中世の出来事なのか?戦国時代の出来事なのか?っていうくらい、 えげつないことが罷り通っていることに、呆然となります。 二階派がどうとか岸田派がどうとかの前に、人としての真っ当な判断はどこ行ったんだ?となります。 こんな田畑みたいな卑劣で下劣で最低な人間が、 天皇陛下御即位三十年奉祝委員会の副実行委員長であったということに、唖然とします。 こんな奴が陛下の前にのうのうと出ていいはずがありません。 というか、お天道様が見れると思ったら大間違いだって言いたいくらいです。 しかし、もし万が一にも、この事件が握り潰されていたとしたら・・・と思うと、ゾッとします。 まず、被害に遭った女性が一番気の毒でならないのは言うまでもありません。 こいつが議員辞職しようと、刑事告訴されようと、 傷が癒えることはないでしょうし、 ずっと今も辛い日々を過ごされているのではと推察します。 追伸:Q&Aありがとうございます。 ゆきポンさん、くりんぐさん、三津五郎さん、がんTさんの質問と回答が印象に残りました。 しゃべクリはらっこフェスティバルさん、MVPおめでとうございます。
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今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。
笹さんの特別寄稿を読みました。
山口手記、自分も通して読んだらウゲーッってなりそう・・・。
それをもう一度読んだ笹さんのお気持ちをお察しします(汗)。
今回の特別寄稿の全編を通して、漲る怒りが伝わってきました。
伊藤詩織さんと山口氏とでは事実認識が異なる。そりゃそうですよね。
そして事実認識の真偽を第三者が明らかに出来るものでもないです。
じゃあ検察審議会が不起訴相当にしたから山口氏はシロなのか?となると、
実際に起訴まで行っていたものが握りつぶされたとする週刊新潮の記事を信じますし、
Black Boxを出版された伊藤詩織さんの主張を信じます。
それは、その後の伊藤詩織さんと山口氏の言動を見ていて、
いち庶民としての感覚で思うところです。
そもそも、検察審議会は100%絶対間違いない、と思える理由もありませんし。
何より一度逮捕状が出ているということはどうなのかと。
一切の思入れを排して、客観的に伊藤詩織さんの著書・発言と、山口氏の発言・言動を比較しても、
やはり山口氏の主張の方には違和感が残ります。
野党が嫌いだとか、左翼が嫌いだとか、そういうことは関係ありません。
そもそも、伊藤詩織さんの主張を信じる、としている人達も、
伊藤詩織さんの政治信条や他の主張にも全て賛同している、という訳ではないことは当然です。
そりゃ、リベラル系の人にも支持者はいるでしょうけれども、
そういうことの前に、
人として、この件についてどう思うか?ということが一番の問題ですから。
むしろ山口氏は、不起訴相当になったということで、
自分は優位だ、と慢心しているんじゃないでしょうか。
それが、山口氏の人柄そのものもあるんでしょうけれども、
言葉の端々にそれが出て来る。
品性というのが文章から出てしまう、というのはある意味怖いですね。
「ゴー宣」読みました。
倉橋耕平という自称学者の低レベルっぷりと、
こんな低レベルの人の相手をしなければならない小林先生は、本当に大変だなと思いました。
学者を自称しているとは思えないような、
俺って賢いぜ!という痛さに満ち満ちた、しょーもない揚げ足取り・・・。
高村武人さんが、それまでどの研究者に頼まれても提供を断っていたものを、
特別に貸してくださった、という話は、初めて知りました。
そう言えば、その後に雨後のタケノコのように出て来た戦争論へのイチャモンで、
「高村武人なんて人聞いたこともない」なんていうイチャモンがあったのを、ふと思い出してしまいました。
それまでどの研究者に頼まれても資料の提供を断っていたのなら、そりゃ当然です。
それを特別に貸してくださったということは、小林先生の姿勢に高村さんもよっぽど心を動かされたのかな・・・と、
いち読者として思いました。
この前のSPA!「ゴー宣」で、本を読もう!と先生は仰っていましたが、
チェスタトンの「正統とは何か」、ルソーの「社会契約論」は、
浅学な私も読んでみたいと思いました。
そして、吉本隆明や井上ひさしや大江健三郎は、まだ戦争論のテーマ(「個と公」)をひとまず理解した上で、
批判してきていた分だけ、批判の内容は的外れではありましたが、
そこは曲がりなりにもプロの言論人ではあったのですね。
倉橋耕平は、まだプロにすらなれていない自称学者。
もうレベルが低すぎて唖然としてしまいます。
「九〇年代の右派論壇による歴史キャンペーンを『丸ごと』漫画にして打ち出している」なんて発言も、
当時の論壇状況をゴー宣を通じてリアルタイムに読んで来た、浅学ないち読者の自分から見ても「はあ?」という感じですし、
例え、まだ若くてリアルタイムで当時の状況を知らない、としても、
学者を自称するなら、それくらい調べりゃすぐ分かることなのに、恥ずかしすぎるやろ!って思います。
そしてリベラルの倉橋が、自分達がさんざん批判しているはずの百田や自民党のネトウヨ議員と同じような
「気に食わない言論は圧力で潰せ」になっているのが、また何というか象徴的な気がします。
結局、彼らは同根だということでしょう。
まさに、こういう「俺は博士号とったんやぞー!」っていう権威だけで、
世の中にデマゴーグを撒き散らすような権威主義者は淘汰されて然るべきだと思います。
世の中の人全員が「おお、博士号とっておられる先生なのかー!ありがたやありがたやー!」とはならないぞ!という構えを、
いち読者として持ちたいと思います。
しかし、自分自身にもそんな、権威に無意識に騙されるところがありはせんか?と思うところもあるので、
そこはゴー宣を読んで鍛えていきたいです。
「トンデモ見聞録」読みました。
田畑毅は議員辞職しましたね。刑事告訴も当然です。
というか、離党届受理で妥当・・・なんてことが言われてた時点で異常ですね。
権力の都合で捻じ曲げられるっていうことがまず狂っています。
「被害に遭ったらその場ですぐに冷静に判断して、然るべき行動を起こす」なんて、
普通に考えて出来る訳がありません。
気が動転して、恐怖やら混乱やらで、どうしようもなくなるだろうという推察は、
そういう被害に遭ったことがない人でも、ちょっと考えてみれば分かることです。
今回の件を記事にする中で、泉美先生御自身の壮絶な経験までも書いてくださっていることで、
どれだけ、この事件に憤っておられるのかというのがひしひしと伝わってきました。
それにしても、来年は2020年になるという御時世に、中世の出来事なのか?戦国時代の出来事なのか?っていうくらい、
えげつないことが罷り通っていることに、呆然となります。
二階派がどうとか岸田派がどうとかの前に、人としての真っ当な判断はどこ行ったんだ?となります。
こんな田畑みたいな卑劣で下劣で最低な人間が、
天皇陛下御即位三十年奉祝委員会の副実行委員長であったということに、唖然とします。
こんな奴が陛下の前にのうのうと出ていいはずがありません。
というか、お天道様が見れると思ったら大間違いだって言いたいくらいです。
しかし、もし万が一にも、この事件が握り潰されていたとしたら・・・と思うと、ゾッとします。
まず、被害に遭った女性が一番気の毒でならないのは言うまでもありません。
こいつが議員辞職しようと、刑事告訴されようと、
傷が癒えることはないでしょうし、
ずっと今も辛い日々を過ごされているのではと推察します。
追伸:Q&Aありがとうございます。
ゆきポンさん、くりんぐさん、三津五郎さん、がんTさんの質問と回答が印象に残りました。
しゃべクリはらっこフェスティバルさん、MVPおめでとうございます。