個別のコメントでなく恐縮ですが…。 この企画を通して、今年1年を振り返ることができたのはとても良い機会でした。 1月から、西部邁氏の自裁のニュースが飛び込んできたかと思えば、梅田耕太郎さんの勇敢な死、そしてオウム幹部の死刑執行。私事ですが、100歳にして大往生を遂げた身内もおりました。 『新・堕落論』で「命は単なる手段である」として締められたことと相まって、「死」を身近なものとして強く感じた1年でした。 政治に目を向ければ、モリ・カケ問題で改竄発覚、自殺者まで出たというのに、安倍政権は何事も無かったかのように存続。 米・露に対しては屈辱外交を大展開。外資・大手に対しては、働き方改革関連法、カジノ法、水道法、移民法といった売国政策の大盤振る舞い。 皇位継承問題はまったく進展せず、政権側は皇室に対して兵糧攻めを仕掛けているかの様相です。 野党は野党で、立民と国民は未だに昨年の衆院選時の遺恨を持ち続けて一枚岩になれず、立民は左翼に抱き込まれて立憲的改憲を封印しようとする始末。 和製リベラルの存在が野党支持をためらわせる一番の要因であるのに、その連中にしか目を向けてこなかった結果が支持率5%台への急降下というお粗末さ。 政府・与党の卑劣さに苦慮しているのはわかりますが、やはり野党も自身の態度を見直してほしいですよ。 経済・社会を見てみれば、グローバル化による日本社会の変質が、ますますはっきり見えるようになりました。 上記の売国政策は言うに及ばず、「ゴー宣ライジング」での何てことの無い表現がApple社やドワンゴ社の検閲に何度も引っかかったり、行き過ぎたハラスメント騒動の表面化、『新潮45』の休刊など、表現の自由が一段と狭まっていることを実感させられました。 また、SPA!のゴー宣復活や『戦争論』20周年を通じて、よしりん先生に対する和製リベラルの反発も再発しました。リベラルと共闘することが多かった最近でしたが、和製リベラルも悪い意味で健在でした。 移民やいわゆる平準化・属人化といった労働の問題も出てきました。これは私達一般労働者にとって最も切実な問題です。 こうした状況の背景には、政治に関心を持たず、社会の変化にも目を背け、自分が良ければそれでいいという、思考停止した大多数の国民の存在があります。そして彼らは弱者として居直り、強者の足を引っ張って、社会の閉塞感を助長しています。 災害の多い年でしたが、それが霞んでしまうほど人災に苛まれた一年、といった印象です。 そうした中で唯一の希望は、門下生さん達が自発的に行動され、公論喚起にご尽力されていることです。 定期的に地方道場を開催するだけでも大変でしょうに、毎週動画をアップされ、今回のような企画も立てられ、よしりん先生らのご活動を強力にサポートされています。 それぞれの現場を持つ傍ら、これほどの活動をされるのだから、ものすごいバイタリティだと敬服します。 よしりん先生の出された作品としては、『新・堕落論』に大きく影響を受けました。 自分の生き方や社会のあり方、あらゆるものの見方を考え直させられました。 自分の人生に、もっと主体的に向き合おうと思いました。 以上です。 よろしくお願い致します。
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個別のコメントでなく恐縮ですが…。
この企画を通して、今年1年を振り返ることができたのはとても良い機会でした。
1月から、西部邁氏の自裁のニュースが飛び込んできたかと思えば、梅田耕太郎さんの勇敢な死、そしてオウム幹部の死刑執行。私事ですが、100歳にして大往生を遂げた身内もおりました。
『新・堕落論』で「命は単なる手段である」として締められたことと相まって、「死」を身近なものとして強く感じた1年でした。
政治に目を向ければ、モリ・カケ問題で改竄発覚、自殺者まで出たというのに、安倍政権は何事も無かったかのように存続。
米・露に対しては屈辱外交を大展開。外資・大手に対しては、働き方改革関連法、カジノ法、水道法、移民法といった売国政策の大盤振る舞い。
皇位継承問題はまったく進展せず、政権側は皇室に対して兵糧攻めを仕掛けているかの様相です。
野党は野党で、立民と国民は未だに昨年の衆院選時の遺恨を持ち続けて一枚岩になれず、立民は左翼に抱き込まれて立憲的改憲を封印しようとする始末。
和製リベラルの存在が野党支持をためらわせる一番の要因であるのに、その連中にしか目を向けてこなかった結果が支持率5%台への急降下というお粗末さ。
政府・与党の卑劣さに苦慮しているのはわかりますが、やはり野党も自身の態度を見直してほしいですよ。
経済・社会を見てみれば、グローバル化による日本社会の変質が、ますますはっきり見えるようになりました。
上記の売国政策は言うに及ばず、「ゴー宣ライジング」での何てことの無い表現がApple社やドワンゴ社の検閲に何度も引っかかったり、行き過ぎたハラスメント騒動の表面化、『新潮45』の休刊など、表現の自由が一段と狭まっていることを実感させられました。
また、SPA!のゴー宣復活や『戦争論』20周年を通じて、よしりん先生に対する和製リベラルの反発も再発しました。リベラルと共闘することが多かった最近でしたが、和製リベラルも悪い意味で健在でした。
移民やいわゆる平準化・属人化といった労働の問題も出てきました。これは私達一般労働者にとって最も切実な問題です。
こうした状況の背景には、政治に関心を持たず、社会の変化にも目を背け、自分が良ければそれでいいという、思考停止した大多数の国民の存在があります。そして彼らは弱者として居直り、強者の足を引っ張って、社会の閉塞感を助長しています。
災害の多い年でしたが、それが霞んでしまうほど人災に苛まれた一年、といった印象です。
そうした中で唯一の希望は、門下生さん達が自発的に行動され、公論喚起にご尽力されていることです。
定期的に地方道場を開催するだけでも大変でしょうに、毎週動画をアップされ、今回のような企画も立てられ、よしりん先生らのご活動を強力にサポートされています。
それぞれの現場を持つ傍ら、これほどの活動をされるのだから、ものすごいバイタリティだと敬服します。
よしりん先生の出された作品としては、『新・堕落論』に大きく影響を受けました。
自分の生き方や社会のあり方、あらゆるものの見方を考え直させられました。
自分の人生に、もっと主体的に向き合おうと思いました。
以上です。
よろしくお願い致します。