今週も配信ありがとうございます! お疲れ様です。 「ゴー宣」読みました。 「ゴーマニズム宣言2nd season」1巻と、SPA!最新号を買ったので、 これから楽しみに読むところです。 雑誌連載時に読んでいただけでなく、 単行本を買ってから分かる仕掛けがあるというところに大期待です。 西洋から輸入した近代国家の思想と、日本古来の慣習に基づく智慧、思想との間の矛盾・・・ これは現在の「ゴー宣」を読んで初めて気付かされた・・・と言いますか、 その入り口に小林先生の表現を通して誘われた、という感覚です。 後出しジャンケンで言うのなら誰でも出来ますが、 先鞭をつけて世に問う、ということは、 やはり小林先生のような卓越した表現者にしか出来ないことだと改めて思います。 「個と公」のことを考えると、公の最大範囲はやはり「国」ということになりますから、 伝統の智慧と公との関係は、切っても切り離せないものになります。 それぞれの国、民族、文化、宗教に、それぞれの伝統と歴史がありますから、 やはり日本人としては、日本の伝統と歴史をまず生活者の現場から見つめなおさなければなりません。 世界の潮流に安易に流されない本当のナショナリズムというものは、 今流行の甘ちゃん右派・似非保守には示すことが出来ないものだと思います。 思想史の歴史に残るであろう「ゴー宣2nd」を、 自分の物として取り込めるくらいまで読み込めることが目標ですが、 まずは肩肘張らずに楽しんで読んで、 かつ、安易な似非保守慰撫本にはないゴーマンにドキドキハラハラしつつ、 学者世間、一部のインテリしか相手にしないような論壇村本には無い、 エンターテインメントとしての知的興奮を味わいたいと思います。 「トンデモ見聞録」読みました。 母国語は単なる「スキル」ではないという重要性に気付かされ、 更に、グローバリズムの波により、人類がかつて経験したことがないような速度で、 あちこちで言語が消滅して行っているということに、 戦慄を覚えると共に、改めて警戒心を意識しました。 「英語は有利」という妄信は、日本国内でも拡がっていることだと思うので、 フィリピンの悲劇は決して他人事ではありません。 言語思想史の専門家である浜口稔教授の言葉を受けての、泉美先生の地方の方言の話から考えても、 地方に住んでいる自分のような者でさえ、 親の世代、祖父母の世代と、自分の世代を比較すると、 方言の濃さというか、語彙のレベルは随分違うなということは、 確かに思います。 「言葉」は、生きていてこそ「言葉」なんですね。 母国語による思考力・理解力をまず確かにすること、 自分を育んだ故郷の言葉を改めて大事に思うこと、 外国語を学ぶとしても、その前にまず身に付けておくべきことを改めて意識しました。 いや、外国語を学ぶような機会が無かったとしても、、 グローバリズムの波を意識する局面は、 生活の場でいろいろと出て来ますし、 その際に、警戒心を持っているのと持っていないのとでは、 大きく違ってくると改めて思いました。 これから東京五輪だ、大阪万博だ・・・と、 ますます「英語が大事」大キャンペーンになっていくような気がしてきます。 政府も自治体もマスコミも大合唱し始めることでしょう。 抵抗する意思を強く秘めながら、生きて行かなければなりません。 追伸:Q&Aありがとうございます! スカーレット・ヨハンソン・・・アベンジャーズのブラック・ウィドウ役の女優さんですね。 風と共に去りぬの「スカーレット・オハラ」に名前が何か似ているなあと思ったら、 名前の由来だったとは・・・これは知りませんでした。 他の方々の質問と回答では、しおさん、ソラツバさんの質問と回答が印象に残りました。 「しゃべクリ」は、私以外の皆様どれも面白かったのですが、 クリリンがやって来たさんのネタは、テンポも良くてインパクトあったと思います。 流石、しゃべクリの常連さんだなと思いました。 立憲民主党のデマツイートの削除は、ひとまずは「良かった」と思います。 モヤッとしたものは残っていますが。 でも、そのモヤモヤ感が、今後の立憲民主党の働きでスカッと晴れる可能性もまだ残っています。 立民を支える支持者、立民議員の方々、枝野代表の行動に引き続き注目して行きたいと思います。
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お疲れ様です。
「ゴー宣」読みました。
「ゴーマニズム宣言2nd season」1巻と、SPA!最新号を買ったので、
これから楽しみに読むところです。
雑誌連載時に読んでいただけでなく、
単行本を買ってから分かる仕掛けがあるというところに大期待です。
西洋から輸入した近代国家の思想と、日本古来の慣習に基づく智慧、思想との間の矛盾・・・
これは現在の「ゴー宣」を読んで初めて気付かされた・・・と言いますか、
その入り口に小林先生の表現を通して誘われた、という感覚です。
後出しジャンケンで言うのなら誰でも出来ますが、
先鞭をつけて世に問う、ということは、
やはり小林先生のような卓越した表現者にしか出来ないことだと改めて思います。
「個と公」のことを考えると、公の最大範囲はやはり「国」ということになりますから、
伝統の智慧と公との関係は、切っても切り離せないものになります。
それぞれの国、民族、文化、宗教に、それぞれの伝統と歴史がありますから、
やはり日本人としては、日本の伝統と歴史をまず生活者の現場から見つめなおさなければなりません。
世界の潮流に安易に流されない本当のナショナリズムというものは、
今流行の甘ちゃん右派・似非保守には示すことが出来ないものだと思います。
思想史の歴史に残るであろう「ゴー宣2nd」を、
自分の物として取り込めるくらいまで読み込めることが目標ですが、
まずは肩肘張らずに楽しんで読んで、
かつ、安易な似非保守慰撫本にはないゴーマンにドキドキハラハラしつつ、
学者世間、一部のインテリしか相手にしないような論壇村本には無い、
エンターテインメントとしての知的興奮を味わいたいと思います。
「トンデモ見聞録」読みました。
母国語は単なる「スキル」ではないという重要性に気付かされ、
更に、グローバリズムの波により、人類がかつて経験したことがないような速度で、
あちこちで言語が消滅して行っているということに、
戦慄を覚えると共に、改めて警戒心を意識しました。
「英語は有利」という妄信は、日本国内でも拡がっていることだと思うので、
フィリピンの悲劇は決して他人事ではありません。
言語思想史の専門家である浜口稔教授の言葉を受けての、泉美先生の地方の方言の話から考えても、
地方に住んでいる自分のような者でさえ、
親の世代、祖父母の世代と、自分の世代を比較すると、
方言の濃さというか、語彙のレベルは随分違うなということは、
確かに思います。
「言葉」は、生きていてこそ「言葉」なんですね。
母国語による思考力・理解力をまず確かにすること、
自分を育んだ故郷の言葉を改めて大事に思うこと、
外国語を学ぶとしても、その前にまず身に付けておくべきことを改めて意識しました。
いや、外国語を学ぶような機会が無かったとしても、、
グローバリズムの波を意識する局面は、
生活の場でいろいろと出て来ますし、
その際に、警戒心を持っているのと持っていないのとでは、
大きく違ってくると改めて思いました。
これから東京五輪だ、大阪万博だ・・・と、
ますます「英語が大事」大キャンペーンになっていくような気がしてきます。
政府も自治体もマスコミも大合唱し始めることでしょう。
抵抗する意思を強く秘めながら、生きて行かなければなりません。
追伸:Q&Aありがとうございます!
スカーレット・ヨハンソン・・・アベンジャーズのブラック・ウィドウ役の女優さんですね。
風と共に去りぬの「スカーレット・オハラ」に名前が何か似ているなあと思ったら、
名前の由来だったとは・・・これは知りませんでした。
他の方々の質問と回答では、しおさん、ソラツバさんの質問と回答が印象に残りました。
「しゃべクリ」は、私以外の皆様どれも面白かったのですが、
クリリンがやって来たさんのネタは、テンポも良くてインパクトあったと思います。
流石、しゃべクリの常連さんだなと思いました。
立憲民主党のデマツイートの削除は、ひとまずは「良かった」と思います。
モヤッとしたものは残っていますが。
でも、そのモヤモヤ感が、今後の立憲民主党の働きでスカッと晴れる可能性もまだ残っています。
立民を支える支持者、立民議員の方々、枝野代表の行動に引き続き注目して行きたいと思います。