木蘭さんの「トンデモ見聞録」拝見しました。 英語はどうやって作られたのかというと、古い英語だけではなく、ラテン語・ギリシャ語・フランス語など様々な言語から作られました。日本で「標準語」と言われているもの中にもも、元々は一部地域で使われていた方言だったものがその地域の人たちが都市に集まって広がったり、メディアを通じて他の地域でも使われるようになったものがあります。 このように、表向きには「滅んだ」とされる言語も、古い英語が英語になったように、その言語を飲み込んだとされる言語に侵食して生き残っていることもあるのではないでしょうか。 日本語を後世に残していくには、外国出身者が落語家になったり盆栽職人なったりと日本の伝統文化を守り継いでくれているように、日本人・外国人問わない「日本語を愛する人」の存在が必要不可欠ではないかと思います。 日本語を学ぶ外国出身学生と日本語教師のやりとりを描いたコミックエッセイ「日本人の知らない日本語」では、様々な理由で日本にやってきた日本の文化に惹かれ、日本人よりその文化詳しくなっている方、日本人より敬語を上手に喋れている方々がいました。 この作品が新聞で紹介されたとき、そのキャッチコピーが「日本語は、外国人の愛が救う」でした。 「英語さえ話せればなんとかなる」教の日本人よりも、はるかに日本語を残していく上で頼りになる存在となってくれることでしょう。
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小林よしのりチャンネル
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木蘭さんの「トンデモ見聞録」拝見しました。
英語はどうやって作られたのかというと、古い英語だけではなく、ラテン語・ギリシャ語・フランス語など様々な言語から作られました。日本で「標準語」と言われているもの中にもも、元々は一部地域で使われていた方言だったものがその地域の人たちが都市に集まって広がったり、メディアを通じて他の地域でも使われるようになったものがあります。
このように、表向きには「滅んだ」とされる言語も、古い英語が英語になったように、その言語を飲み込んだとされる言語に侵食して生き残っていることもあるのではないでしょうか。
日本語を後世に残していくには、外国出身者が落語家になったり盆栽職人なったりと日本の伝統文化を守り継いでくれているように、日本人・外国人問わない「日本語を愛する人」の存在が必要不可欠ではないかと思います。
日本語を学ぶ外国出身学生と日本語教師のやりとりを描いたコミックエッセイ「日本人の知らない日本語」では、様々な理由で日本にやってきた日本の文化に惹かれ、日本人よりその文化詳しくなっている方、日本人より敬語を上手に喋れている方々がいました。
この作品が新聞で紹介されたとき、そのキャッチコピーが「日本語は、外国人の愛が救う」でした。
「英語さえ話せればなんとかなる」教の日本人よりも、はるかに日本語を残していく上で頼りになる存在となってくれることでしょう。