笹先生の『私の「戦争論」論』読みました。 京都で基調講演を聴いた時に伝わってきた物が、よりハッキリと見えた気が致します。 まず、『戦争論』は緻密な検証で成り立っていると言う事。これは、言われてみて、ハッと気付かされました。だから説得力があったのだし、素直な気持ちで読めたのであって、洗脳から溶いて貰えたのだろうなと、改めて思いました。 そして、小気味よくと言うのが全くその通りで、それまで教えられていたニセの史実を、まさにテンポ良くバッサバッサと切り捨てて行ってくれて、非常に気持ちが良かった感覚があります。中国の欺瞞から米国の欺瞞まで、「王様は裸だ!」と躊躇なく言い続けてくれる事の痛快さは、それまで味わったことの無い気持ちの高揚をもたらしてくれました。それらは全て、緻密な検証に裏打ちされているという事実。 そして、常に笑いを忘れはしない小林先生の作家性が、エンターテイメントとして戦争論の面白さを更に上げているのですよね。抜群のギャグセンスと反骨精神からくる風刺力は、読む痛快さを倍増させてくれるエッセンスでした。 第三章の最後のコマの、小林先生のセリフと顔は、とても印象に残っています。先生が、この作品を描こうとした動機が、まさに現れているコマだと思います♪☆ 親しい人に「変態」と言われるほど、のめり込める物がある人生は、幸せだろうなあと思いました☆♪
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(ID:36290372)
笹先生の『私の「戦争論」論』読みました。
京都で基調講演を聴いた時に伝わってきた物が、よりハッキリと見えた気が致します。
まず、『戦争論』は緻密な検証で成り立っていると言う事。これは、言われてみて、ハッと気付かされました。だから説得力があったのだし、素直な気持ちで読めたのであって、洗脳から溶いて貰えたのだろうなと、改めて思いました。
そして、小気味よくと言うのが全くその通りで、それまで教えられていたニセの史実を、まさにテンポ良くバッサバッサと切り捨てて行ってくれて、非常に気持ちが良かった感覚があります。中国の欺瞞から米国の欺瞞まで、「王様は裸だ!」と躊躇なく言い続けてくれる事の痛快さは、それまで味わったことの無い気持ちの高揚をもたらしてくれました。それらは全て、緻密な検証に裏打ちされているという事実。
そして、常に笑いを忘れはしない小林先生の作家性が、エンターテイメントとして戦争論の面白さを更に上げているのですよね。抜群のギャグセンスと反骨精神からくる風刺力は、読む痛快さを倍増させてくれるエッセンスでした。
第三章の最後のコマの、小林先生のセリフと顔は、とても印象に残っています。先生が、この作品を描こうとした動機が、まさに現れているコマだと思います♪☆
親しい人に「変態」と言われるほど、のめり込める物がある人生は、幸せだろうなあと思いました☆♪