おぼっちゃまくん、単行本発売決定、おめでたまきんです。

木蘭さんのトンデモ見聞録について
匿名の新潮社の社員も含めて、小川という人も、（自分が言うのも何なのかも知れませんが）被害者ぶっているような気がします。そういう人は、自分にさも実績があるかに見せかけて、その実、客観的にみて何もできていない、そして、そのことを自分自身が気づいていない、ただ、人からひどく言われたことだけを気にし、内省的に自分を見つめ直すということをしない、そういう重病末期患者だと言えるのではないでしょうか。

その意味で、実際にシリアの現地へ向かい、ゲリラにつかまった体験をし、運良く無事帰ってきた安田さんとは雲泥、霄壌（しょうじょう）の差です。ジャーナリストの使命や作家の役割を深く考えさせてくれる一篇でした。本当に実力があるのなら、コネではなく、筆力（筆圧ではない）で勝負してみればよいのではありますまいか。ちなみに、それは賞をとるということとも別だろうと思います（実際の書籍の売れ行きと、読者からの反響の内容、世間への影響によるものでしょう）。

言論弾圧を唱えている暇があったら、（たとえていいのかわかりませんが）貧ぼっちゃまの川の家を却下されて、木の上ハウスを生み出す位のアイデアがあってしかるべきだろうと。

米中間選挙でも思うのだけれども、投票数を過半数とるかということよりも、なぜ実際の政策をどうするか、世の中をどう変えるかに悩まないのでしょうか。何か本末転倒してるように感じられてたまりません。卵を上に置くか下に置くかで悩んだ方がまだましかもしれない（ちなみに、下派です。バラ売りがあるのは知りませなんだが）。

加えて、今号の編集後記ですが、私は嫌いなものの味を後で消すために、好きなものを後にする派ですが、人それぞれでしょう。栄養のあるものを食う、ということが大事だと思います。