こんばんは、ライジング配信ありがとうございますvv

「悩みのるつぼ」に出てきた母親の不倫に悩む十代の男子高校生には、木蘭さんのこのエピソードを参考にしたほうがよいと確信しました。
よしりんのように男性は女性というものに理想を見がちです。この男子高校生の場合母親に対しても理想像があって、その理想が母親の不倫で壊されてしまったことに苦痛を感じているのでしょう。母親だと思うから苦しいのであって、小学生時代の木蘭さんのように「この人は私を産んだだけの人」と割り切った方が正直気が楽だと思います。

現実では、嫁姑問題よりも実の母娘の関係のほうがこじれる傾向があります。嫁と姑であれば「元々赤の他人」だから分からなかったり反りが合わないところがあるのは当たり前と割り切ることができますが、血縁のある母娘だと「血が繋がってるから分かってくれる」という無意識の甘えから自分の考えを押し付けてしまい、そこから溝が生じてしまいます。
木蓮さんの母にあたるが木蓮さんに泣きついたのは「血の繋がった娘なら私の気持ちを分かってくれる」という甘えがあったらからだと思います。突き放されるなんて夢にも思ってなかったでしょう。
血が繋がっていようと、別の人格を持った独立した人間同士。自分の考えを押し付けていいわけがありません。