武藤 のコメント

明治憲法について…
戦後に芦田均は新憲法解釈で明治憲法が極めて弾力性が強いと言ってますな。
つまり藩閥政治、政党政治、官僚政治、軍閥政治と天皇大権の任命権により自由自在に作り出すことはできるわけですな。
しかも天皇が決定するわけでもなく。
このような憲法が有効に機能するには
相互の権力が互いに監視しなければならないのですが、政党はヘタレたり、軍部に媚びだりして自滅。官僚の一部は軍部と結びつき革新政策を実行。
軍部は次々と大陸侵攻政策を実施。
軍部が強かった点は天皇自体が大元帥であり、統帥権を保持していたことです。
となると軍部が天皇の意思とは無関係に天皇の名前を使って政策を最も実行しやすい立場だったわけですな。
この天皇を神輿にして戦争を実行したことが後々に国内的にも国際的にも天皇制にダメージを与えることになりました。
軍人はその反省をしたのでしょうかね?

No.174 74ヶ月前

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