「ゴー宣〈憲法〉道場　黒帯」。まず読みました。
付箋だらけになりました。でも、面白かったです。

よしりん先生が、
＞買うだけ買ったが、読んでない者がほとんどだと思う。
と、仰ったのが判りました。

新たに知る話が多かったです。
門下生メーリスでは、話題になっていたのかも知れませんが、この欄で感想コメントが無いと、おかしいですね。

井上達夫・伊勢崎賢治両氏の対談は、今までの道場の議論では出ていない話が多いですね。自分のつけた付箋は、ここに集中しています。
また、このパート。何度も読み直しながら進みました。

井上氏の欺瞞を許さない言論に、納得するしか有りません。そして伊勢崎氏の、海外から英語で見た視点にも驚きました。

井上氏が、山尾案について、「９条２項を実質的に改正しているのに、なぜその文言だけ残す書き方をするのか。国民を欺き姑息だ。」的な事を発言されていますが、反論できません。

山尾議員は、白地から書くなら書きようが有る旨書かれていましたが、井上氏の指摘の後だと考えてしまいます。

また山尾案は、一つには、先の安保法制の前までの憲法解釈に、巻き戻すものだと理解しています。
でも、井上・伊勢崎両氏の話を読んだ後では、何だか歯がゆい気がします。

枝野代表が、憲法論と政治論が密接不可分で、マネジメントをどうすればいいのかは問題だ的な事を話されていましたが、この辺りも関係するのでしょうか。

この本。多くの人が手に取ってもらえると良いですね。と、以前安易に書きましたが、自分が活字に苦しんだ今となっては、周りにどう勧めれば良いかちょっと考えてしまいます。

まとまり無く、長文すみません。