この国が不幸と思うことの一つに、その国の構成員である国民が民主制を理解していないことだと思います。
本来、民主制の国家に生きる住人であれば少なくとも憲法の意義について知っておいてしかるべきもののはずと思うのですが、よしりん先生はわざわざそれをエンターテイメントとして楽しめつつ学べるよう、作品に落とし込んで発表しているわけで、そこまで手間暇かけて分かり易く楽しめるようにしたにもかかわらず、一般人は読まない、理解できないでは、心底脱力されてしまわれても致し方無しという気がします。
少なくとも、もし私がよしりん先生だったら、とっくに大衆に見切りをつけて、自分の利益になることにだけ自分の全精力を傾けてます。
そうしようとすればできるのに、敢えてそうせず、戦い続けておられるよしりん先生にはあらためて感謝と尊崇の念を抱くばかりです