"謝ったら死ぬ病気”の患者が門下生にもいたとは... 患者対応で精神力を削られる小林先生もさぞ大変だったでしょう。 漫画もそうですが、そもそも創作・表現活動の分野に “標準化”という発想が馴染まないことは当たり前だと思ってましたから、 よもやそんなことを言い出す人がいたとは驚きですね。 今までのゴー宣でも、漫画の制作は職人技であると先生は仰っていたわけですし、 何より自分自身で創作活動をすればオリジナリティへの拘りは少なからず抱くはずですから、 仮にゴー宣を読んでなくとも、日常のいたる場面を通じてそのことには気づけたはずです。 単に引っ込みがつかなくなって「信念に基づいて」なんて言ったのでしょうけど、 もし本当に信念に基づいた発言だったとしても、感性に全く基づいてない発言と言えるでしょう。 美術館で絵を見て「こんな絵だれでも描ける」 コンサートで音楽聞いて「こんな曲だれでも書ける/演奏できる」 そうなってしまったら楽しみも有り難みも全く無くなってしまいます。 また仕事の面から見たとしても、 「余人をもって替え難い」仕事をするのがプロというものですし、 組織の風土や方針はどうあれ、一個人としてそういう気概をもって 仕事にあたらなければ成長することもあり得ないでしょう。 TPO次第では標準化が奨励される場面もありましょうが、 少なくとも今回のライジングの件では、只々虚しく聞こえるばかりですね。
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(ID:147987)
"謝ったら死ぬ病気”の患者が門下生にもいたとは...
患者対応で精神力を削られる小林先生もさぞ大変だったでしょう。
漫画もそうですが、そもそも創作・表現活動の分野に
“標準化”という発想が馴染まないことは当たり前だと思ってましたから、
よもやそんなことを言い出す人がいたとは驚きですね。
今までのゴー宣でも、漫画の制作は職人技であると先生は仰っていたわけですし、
何より自分自身で創作活動をすればオリジナリティへの拘りは少なからず抱くはずですから、
仮にゴー宣を読んでなくとも、日常のいたる場面を通じてそのことには気づけたはずです。
単に引っ込みがつかなくなって「信念に基づいて」なんて言ったのでしょうけど、
もし本当に信念に基づいた発言だったとしても、感性に全く基づいてない発言と言えるでしょう。
美術館で絵を見て「こんな絵だれでも描ける」
コンサートで音楽聞いて「こんな曲だれでも書ける/演奏できる」
そうなってしまったら楽しみも有り難みも全く無くなってしまいます。
また仕事の面から見たとしても、
「余人をもって替え難い」仕事をするのがプロというものですし、
組織の風土や方針はどうあれ、一個人としてそういう気概をもって
仕事にあたらなければ成長することもあり得ないでしょう。
TPO次第では標準化が奨励される場面もありましょうが、
少なくとも今回のライジングの件では、只々虚しく聞こえるばかりですね。