anamochi のコメント

女医の話、もくれんどんは毎回金がねえと言ってる割には毎回情報通ですなあ
「所変われば姿変わる、国が変われば事情も変わる」こんなのは考えるまでも無く当たり前のであって、人種も思想も歴史も違うし、そもそも国土も地形も違うんだから全く同じやり方なんて通るはずがない

しかし残念ながらそんな基礎情報さえ理解できない人は日本の中にも外にも相当多いらしく、その上に「隣の芝は青い」思想が加わって、もうどうにもならない有様です
先日の豪雨災害対策で「日本は体育館を使うがイタリアは専用の避難所を作りテントを用意しホテルまで手配する。日本は20年以上進歩しない、見習え!」という外国人とそれに同調する日本人らに
「テントは夏の日本の高温多湿にも、狭くて凹凸の多い国土にも合わない。人の目が届かなければ病気や犯罪も増える恐れがある」
「非常時にしか使わない専用の避難所を余らせるより体育館にその機能を持たせたのが日本。マットレス、ダンボールベット、間仕切りカーテンときちんと進歩してる。ホテル旅館を借りるのもとっくにやってる」
「日本が災害国でも年がら年中じゃない。災害にあう人も場所もその都度違うから経験も蓄積し辛い。新しい対策に新しい問題が見つかって学んでも学んでも追いつかない」
「やってることが逆だったとしてもあなた方が日本を褒めていたとは思えない」

そう指摘したところ、賛同よりも圧倒的に的の外れた批判の方が飛んできた上に、そんな的外れの側にばかり賛同の声が集まるという珍事を経験させられました
彼らの多くはそもそも文章読解能力が著しく低く、ちょっと小洒落た文学的言い回しをするともう理解ができない、耳に痛い真実を語るとすぐに癇癪を起こす。別の側面からifを考えるという多角的思考ができない
国語の勉強と読書の大切さを改めて見せつけられましたなあ

ちなみにイタリアがまるで手本であり目指すべき楽園の形であるというのも嘘でした
https://togetter.com/li/1245834

こういう諸々の事情があってそれでも取り入れる場合、必ずローカライズが必要になるわけですが、そうすると今度は入ってくる側だけでなく受け取る側の意識や価値観から変えないといけないという、まさにグローバリズムによる国柄破壊に繋がりかねない問題になってしまう
日本人を生かすためにシステムを輸入しようというのに、システムの為に日本人を描き替えるという本末転倒が起こりかねない
そうならないための基準や防波堤となるのがやはり「保守思想と伝統」となるわけで、見事にゴー宣の思想に繋がったのでした

No.37 75ヶ月前

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