今号も配信、有難うございます。

本題とは関係ないのですが、翁長知事のご冥福をお祈り申し上げます。
それと、東日本のかたは大雨・強風に注意してください。

Q&Aコーナーで被害者のルサンチマンということが記されていましたが、やはり自分のことを記します。
昔、勇気を出して初めての告白、ということをしたことがあり、その際に相手との関係改善をしようとして、未練があるという勘違いをされ、思わず相手に、「貴方は厄介ごとから逃げてる」と叫び、「なぜそんなひどいことを言われなきゃならないのよ」と拒絶されました。今思えば最低なことを言っていますね。しかし、いいわけをすると、当時の私は本気でそう感じていました。貴方のような行動をしていたら、ずるい人にカモにされ、騙されるのではないか、と。
（加えて言うならば、勇気を出して相手への好意を伝えることが、そんなに悪いことだとは思わなかった。「有難う」で終わるのかと思ってもいました。それほど、幼稚だったのです）
その頃から、加害とか被害ということが、自分の頭の中では判別できなくなっています。
「SPA！」や「FLASH」のオウム総括とも重なりますが、オウム信者も自身の正義感にとらわれ、善悪の見境がつかなくなった成れの果てなのかも知れない、とぞっとします。自分は運良くオウムがどうこうということにあまり関心はなかったのですが、上記の出来事の頃に加藤諦三に凝ってしまったこともあり（相手の反応がまるでわからず、一種の宗教的な気分にもおちいっていた）、一方的な思い込みや信仰は危険だ、と自戒するようにしています（あまり効果はないみたいですが）。

飲みものを手前に置くとこぼしやすい、ということは私も父親からよく言われました。「考えて行動しろ」というふうに言われています。自分の感覚としては大事なものは手前に置きたかったのではないか、と今にして思うわけですが、こういう教育は誰しも受けているのではないか、と思います。

今回の話題については、また改めて。