皿うどんボンバー のコメント

今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です!

「ゴー宣」読みました。

杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」発言、私自身も以前よりもtwitterを見る機会を減らしているのですが、
フォローさせて戴いている方々が、どちらかと言えばリベラルな方が多い事もあるのか、
(中には、「自分は保守だ」として言っている方々もいるみたいですが)
強く非難している方々が多かった印象です。
それ以外では、リアルで政治の話関連になる時は、意図的に衝突しそうな話題を避けているように感じることも多々あり、
社会問題で話題に上がることも、日本ボクシング連盟の山根会長の話題が多かったりとか、そういう感じです。
仕事の都合などで中々会う機会がない友人も、ネトウヨ気味になっている人が多いのですが、
やっぱり山根会長の話題絡みの方が多いような感じです。

「同性愛は「趣味みたいなもの」」と発言した自民党議員がいたことは聞いていたのですが、
その議員(谷川とむ議員)は、まだ42歳だったとは・・・。
イメージ的に、もっと年配の、籠池氏とか安倍首相とかと同じくらい、或いはもっと上の年代の議員の発言なのかと思っていました。

同性愛や同性婚やLGBTについての意識が、これだけ浸透してきた御時世にも関わらず、
まだ、何十年も前のアナクロニズムの感覚で捉えている人が多いことを改めて認識します。
それが、年配層だけじゃなく、40代序盤の世代の人間まで、そういう認識の人がいるということですね。

意識というか、医学的に研究が進んで実証されている問題でもあります。
医学の進歩も日進月歩であり、もしかすると、数十年経つと違う見解が出て来ることもあり得るかもしれません。
医学の証明も絶対的なものではありませんが、刻々と変化する世の中を具に見つめることは、
常識のバランス感覚を養うことの大事なファクターの一つでもあると思います。
イデオロギーで凝り固まって、時代の変化とずれてしまっていても気付かない、ということが、
一番危ないことだと思います。
刻々と変わり行く時代を見つめて、その中で何が正しいか、何が間違っているか、ということを、
判断していくことこそがバランス感覚であり、
それを庶民よりも一歩先に判断して啓蒙する力を持つ人が、選ばれた表現者・言論人なのだろうなと改めて思う次第です。

今回のライジングのゴー宣の導入部の文章は、思わず笑ってしまうような文章が導入部にありましたが、
それは、ゴー宣道場やSPA!ゴー宣やよしりん辻説法でも使われているような、
少々ハードなテーマに誘う時の、小林先生のいつもの「掴み」の部分もあるのかな、と読んでいて思いました。
(確かに、はるな愛は最初の頃は普通に可愛かったですし、椿姫彩菜も可愛かったですが)

ミッツ・マングローブの発言は、このブログの前にも無料ブログの方でも紹介されていましたが、
ミッツは頭がいいなと改めて思いました。
勉強が出来る、という意味の頭の良さとは違って、思想出来るという意味の頭の良さを感じます。

「弱者のルサンチマン」に陥ってしまうのは、何もリベラル(日本の場合だと、和製リベラル、あるいはサヨク)だけではなくて、
保守(多くの場合は「自称」、あるいは単なる「反左翼」)にも、あるのだということを改めて思います。
ドルチェ&ガッバーナとエルトン・ジョンの件から考えることは、
LGBTとしてしか生きられない人達はいる、いるけれども、そこにもやはり「覚悟」は必要だということですね。
子供を養子として貰うにしても、その子供の人生に、育てる側の多大な責任がかかる、ということですね。
子供が、宿命を背負って独り立ち出来る年齢になったとしても、
その先の長い人生まで、人が負える宿命かどうか、ということが問題になってきます。
LGBTの人達の中にも、肉体まで手術で変えてしまって、実際に普通の男女とほぼ変わりないような姿を得て、戸籍も変更しているような人もいるでしょうし、
レズビアンやホモセクシャルだと、肉体は普通に男同士だったり、女同士だったりしますし、他者にもそう見える訳です。
手術で肉体を変えた人達の中にも、他者から「あれ?このカップルなんか不自然だな?」と思われる人もいるでしょう。
それは、時代の変化に応じて、段々意識が変わって行く部分もあるでしょうけれども、
LGBTの人達が負う「宿命」の部分は変わらない気がします。
エルトン・ジョンは思いが強くて、「変わる!」と思っているのかもしれませんが・・・。

「生命倫理」や「家族の形態」というものは、時代に即して変化していく「伝統」の中でも、根っこのところ、コアのところにある不変のものだと思います。
「保守とは何か」「リベラルとは何か」を考えてみたことがない「自称」保守は、即ち、「伝統」とは何か、を考えてみたことがないということにもなります。
ただ、右寄りの勇ましい発言がブームだから、そういう体で発言している、というだけの薄っぺらい人が多いように思います。
それでは、イデオロギーに凝り固まった「和製リベラル」を全く嗤える立場にない、ということです。

身障者についてもそうです。先天的な身障者もそうですが、後天的な身障者も、突然、今まで普通に出来ていたことが出来なくなってしまった人達です。
LGBTにも先天的な人もいるでしょうし、後天的要素でそうなった人もいるでしょう。
私は、知り合いにはLGBTな人は今のところいないですが、身内は、後天的な身障者です。
今は出生前診断というものがありますが、今でも高齢出産で覚悟を持って出産するケースもありますし、出生前診断で分からなかった場合のこともありますし、
育つ途中で身障者になるケースもあります。実際に知り合いにもそういうケースがあります。
私自身も、身内に要介護の身障者が、というケースに初めてなって、そこでようやく知ったこと、考えたこと、学んだことがあります。

やまゆり園の犯人については、一部ネットなどでは賛美するような歪な考えが生まれているらしいです。
オウムにシンパシーを感じる者が出て来た経緯と、何だか近いものを感じてしまいます。
ヒトラーも、一部ネットなどでは持ち上げられています。
また、実際にヒトラーが生きていた時代には、ヒトラーの優生思想が支持されてしまった時代があった訳です。ヒトラーの死後も、優生学が影響を持ってしまった実例があります。
一度生まれてしまった思想を無くすということは、出来ないのだなと改めて思います。
ならば、戦うしかない訳です。批判を続けるしかありません。

そして私自身も、安倍政権・あるいは自称保守の台頭は、右傾化ではないと考えていましたが、
これを考えると、確かに右傾化と言えるかもしれません。
1980年代~2000年代にかけての、自虐史観が世を席巻した頃から、今のネトウヨ台頭まで、
極端から極端に振り切れてしまっていますが、言えることは、どちらも物凄く歪な状態だという事ですね。


「トンデモ見聞録」読みました。

ジョン・ブラウン氏の件の辞任劇については殆ど知りませんでしたが、
BP社が石油会社であり、中東との取引が大きかったということが影響していたということは、注目する点でした。
やはり、文化は、民族ごと、国ごとで、それぞれ異なるのが当たり前であり、
いかにイギリスでシビル・パートナーシップ法が施行されたからと言って、それは中東諸国には何の関係もないのだ、ということです。

ゴー宣でLGBTのことを考えさせられましたが、日本における性事情と、西欧における性事情と、中東における性事情と、アフリカにおける性事情は、異なって当たり前だということですね。
とりわけ、日本はアメリカの影響を受けやすくはなっていますが、それでも日本ならではのものがあり、そこはアメリカとは違う訳です。

ゲイの人が、みんなが触れずにいることをズバズバ言ってのけるというのは、マツコやミッツら、テレビに出ているLGBTタレントもそうですね。
古くは、カルーセル真紀とかも。
タレントとして人気が出て、テレビの露出が増えるようになると、毒も薄まっていく傾向にはありますが、
もともと、彼ら彼女らの文化に、そういう気質があるのかもしれません。

ドルチェ&ガッバーナも、エルトン・ジョンも、LGBTとして生きて来たが故に、こういう超根本的な問題にぶちあたったということもあるのかもしれません。
いや、LGBTとして生きていなくても、体外受精などを体験することによって、はじめて当事者となって考えるという人もいるのでしょう。

私自身、LGBTでもないですし、身内にLGBTもいません。しかし、これはどこかで自分の生に深く関わってくるかもしれない問題かもしれないとは思いました。
実際、身障者に関しても、それまではあまり深く考えたことがなく、たまに町でみかけると「かわいそうに・・・」と思ったり、
優先席に席を譲ったり、とか、そういう関わり以上の関わりは無かったですし。
(LGBTと身障者は同じ括りかと言うと、勿論違うところも多々ある訳ですが)

腹を括って引き受けるって、なかなか口では言っても、実際には難しいことです。
当事者になったり、当事者と関わったりすることで、そこから初めて腹を括る覚悟が出来る、ということもありますし。
私自身は、まだまだとても、そこには至りませんが・・・。

追伸:Q&Aコーナー、たくさん答えて戴いてありがとうございました。
小林先生が東京に居を構えた時の覚悟を知ることが出来ました。
ジュリーの曲、私もその二曲は大好きです。
「サムライ」は、初期に着ていた衣装がクレームついてNGになっちゃって、衣装が変わったのを覚えています。
「時の過ぎゆくままに」は、藤竜也と共演していたドラマが好きで、ずっと見ていました。

他の方々の質問で印象に残ったのは、くりんぐさんの質問です。
確かに、似非保守は「気合いで何とかなる」って思ってそうですね。

長々といつもすみません。

No.28 76ヶ月前

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